2021-06-30 / 最終更新日時 : 2021-06-30 風戸 地域情報 多摩川音頭の歌詞(No. 12/31, 13/31)宿河原桃 多摩川音頭の十二節、十三節では、桃が描写されています。 桃の花が咲いたという喜びがあふれています。霞かけたとあるのは、カスミ網と季節の霞の両方にかけたものでしょう。 河原といえば宿河原を指していると思われます。 宿河原桃 […]
2021-06-21 / 最終更新日時 : 2021-06-20 風戸 地域情報 多摩川音頭の歌詞(No. 9/31, 10/31, 11/31)梨山 多摩川音頭の第八節で梨山を唄い、それから第九節、十節、十一節まで、梨山を描写した歌がつづきます。 花わけは、梨の実にする良い花とそうでない花をより分ける作業のこと。枝を摘む娘の顔がちらりとちらり見える。可愛いあの娘の眼が […]
2021-04-03 / 最終更新日時 : 2021-04-04 Harimao スタッフブログ 宿河原堰・土手の桜 ほんの2年前までの宿河原堰付近、あの景色をご存じでしょうか。 中野島から多摩川沿いのサイクリングロードを下り、多摩水道橋と小田急橋梁を通り抜けた先。 あるいは宿河原駅方面から、二カ領用水を遡って南武線陸橋下をくぐり、取水 […]
2021-03-17 / 最終更新日時 : 2021-03-17 風戸 地域情報 ヒスイカズラの花 今日は珍しい花を見てきました。 ヒスイカズラ(翡翠カズラ) 昨年時期を逸したのですが、今年は友人からタイミング良く情報を得て素晴らしいものを見ることができました。 宿川原の緑化センターの温室。今ちょうど見頃です。 &nb […]
2020-12-21 / 最終更新日時 : 2020-12-21 風戸 地域情報 多摩川音頭の歌詞(No. 8/31)多摩の梨山 多摩川音頭の第8節です。 この節から第十一節までが梨山を描写した歌がつづきます。 「いっそ逢いましょ いっそ逢いましょ梨山で」の一節は、当時人気を呼んだ菊池寛の小説、「東京行進曲」が映画化されたときの主題歌で歌われた「い […]
2020-12-17 / 最終更新日時 : 2020-12-17 風戸 地域情報 多摩川音頭の歌詞(No. 7/31) 多摩川音頭の第7節です。 丸山教三世教主であった伊藤六郎兵衛は俳句や郷土研究にも関わり、北原白秋との親交もありました。 家の庭には「丸山の六尺藤」と呼ばれる樹齢120年程の藤の木があります。 この歌が発表されたとき、稲田 […]
2020-11-14 / 最終更新日時 : 2020-11-14 風戸 地域情報 多摩川音頭の歌詞(No. 6/31) 鮎の遡上 多摩川音頭の第6節です。 多摩川での、水源をさかのぼっていく若鮎の勢いと、春の花が吹雪となって散っている川面の光景を描いています。 鮎の遡上は、この唄が作られた昭和初期には盛んに見られたものと思われます。 […]
2020-10-22 / 最終更新日時 : 2023-05-03 風戸 地域情報 多摩川音頭の歌詞(No. 5/31) 多摩の横山とは? 多摩川音頭の第5節をご覧下さい。 さて、ここで唄われている「多摩の横山」とは何のことでしょうか。 調べてみると、「多摩丘陵」を指しているとのことです。 そして、この歌も万葉集(防人の歌)の本歌取りのようです。 元歌は、次 […]
2020-10-16 / 最終更新日時 : 2020-10-16 風戸 ハイムのHOTな話 「趣味の作品展」に行ってきました 多摩区老人クラブ連合会の「趣味の作品展」(多摩市民館2階ギャラリー)に行って来ました。 これは、エントランス掲示板に案内されていた展示会です。 ハイムの皆さんの出展作品を撮影してきましたのでご覧ください。 但し展示場の照 […]
2020-10-11 / 最終更新日時 : 2020-10-11 風戸 ちいさなお話 私たちの飲み水はどこから来ているのか? 多摩市民館主催の「とことん延ばそう!健康寿命」というイベントで、長沢浄水場に行ってきました。長沢浄水場には「水とかがやく未来館」という大変立派な展示施設が併設されています。 新多摩川ハイムの水は長沢浄水場から供給されてい […]
2020-10-11 / 最終更新日時 : 2021-01-18 風戸 地域情報 多摩川音頭の歌詞(No. 4/31) かつて「調布」を「たづくり」と呼んだ 多摩川音頭の四番の歌詞は次の通りです。 調布を昔、「たづくり」と呼んだこと、ならびにこの歌詞が万葉集の本歌取りであることは、すでに以前に投稿しました。 その記事は、こちらから読むことができます。   […]
2020-10-01 / 最終更新日時 : 2020-10-01 風戸 地域情報 多摩川音頭の歌詞(No. 3/31) 「うけらの花」とは? 多摩川音頭の三番の歌詞を紹介しよう。 うけらの花とは、オケラの花のこと。キク科の多年草で、秋に白い花を咲かせる。 かつては、武蔵野一帯で繁茂していたとのことで、『万葉集』で、この「うけら」は、目立たず変わらない姿で咲く花 […]
2020-09-24 / 最終更新日時 : 2021-01-18 風戸 地域情報 多摩川音頭の歌詞(No. 2/31)多摩川育ちとは? 朝ドラ「エール」をご覧になっているだろうか。 主人公がレコード会社に雇われ、新民謡ブームの時流に乗るように言われて、民謡の曲を出すがさっぱり売れなかったというエピソードが描かれていた。 多摩川音頭が出された昭和初期は、そ […]
2020-09-20 / 最終更新日時 : 2022-05-15 風戸 多摩川音頭を探る 多摩川音頭の歌詞(No. 1/31)鮎鷹(あゆたか)とは? 鮎鷹(あゆたか)は白い鳥で、学名はコアジサシという渡り鳥である。 戦前までは多摩川にもよく飛来して、「ヒョッ、ヒョッ」と鳴きながら水面近くを羽ばたいていたという。 多摩川音頭のはやし言葉は、 「月の砧は昔の […]
2020-09-16 / 最終更新日時 : 2021-01-18 風戸 地域情報 「たづくり」とは調布のこと――多摩川音頭から 北原白秋は、稲田村青年団から懇請されて、昭和4年(1929年)に「多摩川音頭」を作詞しました。 歌詞づくりにおよそ3年が費やされ、その全31節の中には、多摩川の四季や川沿いの情景、産物などが歌い込まれています。 最近関連 […]
2020-06-30 / 最終更新日時 : 2020-06-30 Harimao スタッフブログ 今夜9時・BS3『多摩川水害…』をお見逃しなく!! 『岸辺のアルバム』というドラマをご存じでしょうか? 日テレ系で、1977(昭和52)年夏の放映だったそうですが、ちょうど長期研修中の私は、同室の友達とふたり、誰もいない談話室のテレビにかじりついて見たものです。 八千草薫 […]
2020-04-30 / 最終更新日時 : 2021-01-17 Harimao スタッフブログ シュレーゲルアオガエルをご存じ? この時期になると生田緑地の菖蒲畑などの水辺で高く澄んだ声でコロコロ、コロコロと鳴くカエルの声を聴いたことがあるでしょうか?その声の主は、シュレーゲルアオガエルという日本固有のカエルで、モリアオガエルなどに近い種類です。生 […]
2020-04-03 / 最終更新日時 : 2022-11-04 Harimao 中野島の歴史 蚕影山信仰 3月中旬のこと、いつもよく行く生田緑地の中の日本民家園に久しぶりに入ってぶらりと散歩していた。そして、偶然にも養蚕の神様である「蚕影山大権現(こかげさんだいごんげん)」を祀っている祠堂(宮殿とそれを覆う鞘堂)が保存されて […]
2020-02-26 / 最終更新日時 : 2021-01-17 Harimao わが町中野島考 石仏・石碑を訪ねて 皆さん、近所を散歩している時に、道端に古びた祠や石仏、はたまた石碑がいくつもあるのをご覧になったことがおありだと思います。 石仏や石碑はすでに風化で摩滅していて彫られた文字や表情はかなりおぼろになっていますが、それらが馬 […]
2020-02-19 / 最終更新日時 : 2021-01-17 Harimao スタッフブログ 早咲きのサクラ 登戸の先、せせらぎ館の脇の土手に2株の早咲きのサクラ(カワヅザクラでしょうか)が植えられています。既に五分咲きとなっていました。青空に濃いピンク色が映えて、思わずシャッターを切りました。 (Henk)