USBメモリ活用法③ビジネスソフト-LibreOffice Portable

パソコンを購入すると、ブラウザやメールソフトは必ず付属していているが、オフィスソフトは別勘定である。付いているものもあるが、それはコストの中に組み込まれているわけだ。つまり、インターネットでホームページを見たり、メールで交信するだけならば、ワードやエクセルは無用の長物である。

しかし、仕事のためにパソコンを使うならオフィスソフトは必須のアイテムとなる。会計伝票なども昔は手書きで用をすませていたが、今は、まずパソコンで文書作成や表作成をすることが通常業務になっている。代表的なマイクロソフトオフィスなどは30,000円前後しているようだ。

この高価な有料のソフトがなくてもほとんど困らない大変便利な無料ソフトがある。しかもポータブルなので、余計なゴミがパソコンに溜まることもない。それは、「LibreOffice Portable」というフリーソフトだ。マイクロソフトオフィスをパソコンにインストールするには、3ギガ以上の空き容量が必要だが、これは、600メガほどあればよい。しかも、USBメモリに入れて使えるのでパソコンの容量を減らすことはない。

ワードに相当するのが「ライター」、エクセルに相当するのが「カルク」と言い、それぞれ、オフィスで作成した文書を開くとほぼそのまま再現できる。新規文書を作成した時は、独自形式で保存されるが、ワードやエクセルの形式に変更することができるので問題はない。

無料で、こんなに便利に使えるソフトを利用しない手はない。現役のときに会社でワード、エクセルを使って文書作成術を覚えて、引退したら、自宅のパソコンにフリーソフトを入れて使えばよい。使い方は殆ど同じで問題はない。

ここで取り上げるフリーソフトの紹介内容は、過去の経験と雑誌やネット上の情報にもとづくものであり、その機能や操作性を保証するものではありません。実際にお使いの場合はあくまでも自己責任でお願いします。

(八咫烏)

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