= 橋の端 5 アメリカ橋(東京都:渋谷区)

橋の端:第5橋は「アメリカ橋」です

 

JR恵比寿駅と目黒駅の間にあり、山手線、埼京線の上に架かる跨線橋です

アメリカ橋は通称で正式名は「恵比寿南橋(えびすみなみばし)」

“ばし”と濁っていますが、河川ではなく跨線橋なので水は濁らないから問題は無いかな?

恵比寿ガーデンプレイス入口近くにあります

狩人や山川豊などが「アメリカ橋」という曲を歌い、ヒットしました

1904年に開催されたアメリカのセントルイス万国博覧会に展示されていたものを

日本の鉄道作業局(当時)が買い取り、鉄製の橋のモデル橋として1906年(明治39年)に

現在地に架設したことが名前の由来だそうです

 

橋の袂には1906年製の”AMERICAN BRIDGE COMPANY”のプレートが飾られています

日本に持ってきて設置されたのが1906年だということでしょう

 

現在の橋は1970年(昭和45年)に改築された鋼橋(プレートガーダー型式)ですが、

当時の橋は運搬、組立等を考えた場合、トラス橋だったと思われます

橋の歩道にも当時の形と思われるレリーフが埋め込まれています

アメリカ橋脇には「アメリカ橋公園」があり、アメリカ国旗のスターズ&ストライプスを

モチーフとした「星のアンサンブル」という光のモニュメントがあります

大小の星がキラキラと輝く光演出を行うと書かれていて、どんな光り方をするのか?

ちょっと興味が湧きます

JR恵比寿駅東口からは、恵比寿スカイウォークの動く歩道で行けば、5分ほどで着きますが、

線路脇の坂道を上っていくのも、恵比寿ガーデンプレイスが徐々に見えてきて、

なかなか良い感じです

この道の街路灯はビールジョッキの形をしていてなかなか楽しい

 

線路わきの坂から1本東側の恵比寿ガーデンプレイスの奥側へ続く坂道は「ビール坂」という名称で、

工場で製造したビールを馬車を使って運搬していたことから名づけられたそうです

こちらの坂にもビールジョッキ街路灯があります

街路樹根元の保護部も星マークです さすが、ビールの街です

恵比寿という名称は「恵比寿ビール」を積み出すための貨物駅「恵比寿停車場」が

開設されたことから街の名前が「恵比寿」となったそうで、

ブランド名が地名になることは極めて珍しいことだと言われています

アメリカ橋脇の「恵比寿ガーデンプレイス」は2024年の10月で30周年を迎えたそうです

年末にはバカラのシャンデリアが飾られることでも有名です

訪ねたのは昼間だったのですが、陽射しに光り輝いていました

夜はさぞかし素晴らしい眺めなのでしょう

恵比寿ガーデンプレイスタワー38階には展望スペース「スカイラウンジ」があり、

無料で利用できるそうです

東京タワーやレインボーブリッジまで見渡せるとのこと

また、23:30まで営業していて、夜景も楽しめるそうです

因みに恵比寿ガーデンプレイス入り口付近には沖縄のアイスブランド「ブルーシール」の

お店があります

紅イモや塩ちんすこうなどの珍しいアイスもありますので、

訪ねた際は寄ってみては如何でしょうか

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