多摩川音頭の歌詞(No. 1/31)鮎鷹(あゆたか)とは?

 

鮎鷹(あゆたか)は白い鳥で、学名はコアジサシという渡り鳥である。
戦前までは多摩川にもよく飛来して、「ヒョッ、ヒョッ」と鳴きながら水面近くを羽ばたいていたという。

多摩川音頭のはやし言葉は、

「月の砧は昔のことよ いまは鮎鷹 ちりへうと へうへう」

と各項に歌われている。これは多摩川の布ざらしを懐かしんだものである。

その意味は、おおよそ次のようなものだろうか。

「昔もてはやされた『月夜の砧うち』に代わって、いまは『鮎鷹』が飛来する多摩川の流れに布をさらしている。鮎鷹が『ちりへうと へうへう』と鳴いている。」

なお、この曲を聴いてみたいという方は次をクリックしてください。

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