あるある川柳 その4

長くなりますが、今回は『シルバーってお幾つくらいから?』という話題から。
 
最近は『‘シルバー’シート』は「優先席」になりましたし、『高齢者』では堅苦しいせいか、『シニア』という言い方が一般的なようです。
そんな中、変わらず健在なのは『シルバー人材センター』。登録資格は60歳からです。
 
寿命が延び、定年も年金受給年齢も高くなってきたし、自由業・自営業では健康な限り70歳くらいまでは現役、という方も多いようです。
16年前の入選作に『還暦は シルバーシートを 浅く掛け』というのがありましたが、数えにしろ満にしろ、確かに60歳では早すぎる気がします。
 
映画館や公園の料金、航空料金などでの『シニア』の決まりはさまざま、逆に55歳でOKという場合もあります。
 
年代別にシニアとは何歳からと思うか、調査したものを見つけました。
結論として、自他ともにシニアと認める年齢は70歳だそうです。
詳しいことはココからご覧になれます。
 
では、まいりましょう!!
 
 

★第7回(2007年)
 
とって見て やっぱり解らん 年の功
 
その昔 惚れた顔かと 目をこすり
 
一日は 長くて一年 矢の如し
 
いたわりも 耳が遠くて 怒鳴り声
 
優先席 座って行き先 山歩き
 
食べたこと 忘れぬように 持つ楊枝
 
世辞言わぬ デジタルカメラの 解像度
 
万歩計 歩数伸びるが 距離伸びず
 
驚いた 惚(ホ)れると惚(ボ)けるは 同じ文字
 
 

★第8回(2008年)
 
居れば邪魔 出かけりゃ事故かと 気をもませ
 
来世も 一緒になろうと 犬に言い
 
七夕や 夫の願いを そっと見る
 
若作り した日に席を 譲られて
 
混浴は 足湯だったと 友ぼやき
 
年寄りに 渡る世間は 罠ばかり
 
補聴器を そっとはずして 聞く小言
 
食事会 薬でしめて おひらきに
 

※出典 有料老人ホーム協会・シルバー川柳
転載には申請が必要だそうです。詳しくはココからどうぞ。

 
yuwata
 

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