明るい弱虫ライターあつこ61のびくびく日記(33)どうする?配偶者の呼び方?(理科系夫の誕生)

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配偶者をどう呼ぶか、ここ10年くらい悩んできた。

呼び方をざっと整理してみると。このくらいだろうか。

●パパ
●主人
●旦那
●パートナー
●名前呼び
●夫

(私がそれぞれの言葉に持っている感覚は、
個人的なものであることをお断りしておく)

●子供達が小さい頃は「パパ」が、万能なことば。
でも、あなたは私のパパじゃない

● 主人 あなたは私の主人じゃない。
あなたと私はお互いを助け合って、一緒に生きていく運命共同体。
でも、他人に言うときには便利。
夫をたてている妻、みたいな感じもほんのり漂って。

旦那 ちょっとくだけた感じで。
「ちょっと旦那ぁ、寄って行きませんか」と使われる印象が。

パートナー 何か違う。カタカナ言葉だからかもしれない。
聞こえは今の時代にぴったり。
ブリヂストンは、社員向けに発行している
「育児・介護ハンドブック」の文章表現をパパママを削除して
すべてパートナーに統一したという。

 これもちょっとだけ違う。
夫はこうあるべき、妻はこうあるべき、みたいな感じが
裏に隠れているようで。
利便性はダントツ。言葉としても、おさまりが良い。

名前… 無理。恥ずかしい。

4年前のこと、通っていたライタースクールの先生と
配偶者の呼び方の話になった。
先生は「つれあい」を使っていた。
「つれあい」か。。。

これ、配偶者のことだと、ぴんとくるだろうか。
0.5秒ぐらい認識が遅れないだろうか?
ちょっと昔感覚の言葉だ。

カタカナで「ツレ」と表現する人もいる。
本のタイトルにもあった。
でも、これだと軽すぎる。
もっと責任感を!

ーーー
そんなわけで私はこのノートで、
配偶者の話をし始めた頃
カタカナの
オット
という言葉を使っていた。わかりやすさも、おさまりも「夫」が1番だ。
そのまま使いたくない、へそまがりな考えだ。
ーーー

が、ここで問題が起きた。
他ならぬ、私の配偶者。
理科系のあの人である。
ノートを見て、こう言ったのだ。

理科系のあの人「ボクはオットセイじゃないんだけど」

あつこ「え。。。。知っているけど、なぜそうなるの?」

理科系のあの人「カタカナでオットと書くでしょう。
そしてその右に紙が貼ってあるんだよ。」

あつこ「はあ?」

理科系のあの人「こんな感じ」(紙に書く)

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理科系のあの人「で、この紙をはずすと」

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理科系のあの人「ほら、オットセイじゃないか。
ボクはオットセイじゃない

あつこ「ちょっと待って。
オットと言えば」

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あつこ「この紙をはずすのよね。そしたらこうでしょう?」(書く)

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あつこ「オットときたら、オットットでしょう」

理科系のあの人「ボクはスナックじゃない」(大まじめ)

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森永製菓のホームページより

ーーーーーーーー

ほとほと面倒になって

あつこ「わかりました。夫にします」

こうして、
「理科系オットセイ」ではなく
「理科系オットット」でもない、

「理科系夫」

が誕生した。

いやいやいや・・・・こんなnoteで
恐縮である。

つづく

 

編集者注:
明るい弱虫ライターあつこ61さんは、noteで毎日記事を更新中です。https://note.com/atsuko_writer55

 

著者紹介
あつこ(61)明るい弱虫ライター
●明るいのに小心者。びくびく。●日本証券業協会「お金について考えていること」入賞 ●定年「理科系夫」育て●朝日新聞リライフ「ビブリオバトル」優勝 ●関心のあること Apple Watch、睡眠分析、お墓探し、メルカリ、任天堂Switch、ポケモン、二世帯住宅、介護、孫保育、通信大学
●noteで毎日記事を更新中です。https://note.com/atsuko_writer55

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