明るい弱虫ライターあつこ61のびくびく日記(45)古い布団は捨てるしかない?

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7月の下旬に、リフォームをすることになりました。
そのため家の中をいろいろときれいにしなくてはいけません。

重い腰を上げて、押し入れの断捨離を始めました。

そうすると、布団が出てくる出てくる。
もともと母が管理したものも合わせて、リビングがいっぱいになるほど、1つの押し入れから出てきました。

押し入れって、本当にたくさんのものが入るのですね。びっくりです。

そこで捨てる作業。

布団の柄を見ただけで、
あぁ、あの時の布団だってすぐに思い出せる。

少し重かったけれども、そこがまた良いところ。

「良い綿を使っているから」と母が言っていました。
布団屋さんに行って、綿を選び、布地を選んでいた姿を覚えています。

ーーー

母が老人ホームに入って4年経ちます。

物持ちの良い母が持っていたものを、少しずつ断捨離。

母が嫁入り道具で持ってきた桐箪笥を、
廃品回収に出した時は心が痛みました。
でも、もう置いておくところがなかったのです。
その後もしばらく心が痛かった。

ーーー
私が捨てられないナンバーワンの品物は?

おばあちゃん(母の母)が
手縫いで作ってくれた「はんてん」です。

冬の寒い時に着ると暖かかったけど、首の周りだけがちょっと寒い。
今時ユニクロで、たくさん、冬の暖かいフリースが売られているのに。

はんてんが捨てられなくて、もう10年以上経ってしまいました。
(メルカリ)に出せば売れるかな。お金が欲しいのではなくて、誰かが使ってくれると言う安心感で。

ーーー

話が脱線してしまいました。
そういうわけで、布団を捨てなくてはいけません。
比較的新しい物も断捨離しなくてはいけないのだから。
ここは思い切って廃品回収の日に出すしかない。

ゴミとして出すのも紐で縛ってかさばらないようにしなくてはいけません。
集める方の負担にならないように。

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捨てる布団の一部

でも、心の中のどこかで
「古い布団たちは捨てるしかないのかな」
と言う声がしてきます。

悲しいほど、執着が取れません。
ものを捨てるのではなくて、思い出を捨てるような。
執着を断ち切る心がけ。
なかなか、うまくいきません。
少しずつ進めたくても、リフォームの日も迫ってきて
お尻に火がつき始めています。

 

つづく

編集者注:
明るい弱虫ライターあつこ61さんは、noteで毎日記事を更新中です。https://note.com/atsuko_writer55

 

著者紹介
あつこ(61)明るい弱虫ライター
●明るいのに小心者。びくびく。●日本証券業協会「お金について考えていること」入賞 ●定年「理科系夫」育て●朝日新聞リライフ「ビブリオバトル」優勝 ●関心のあること Apple Watch、睡眠分析、お墓探し、メルカリ、任天堂Switch、ポケモン、二世帯住宅、介護、孫保育、通信大学
●noteで毎日記事を更新中です。https://note.com/atsuko_writer55

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