免許更新騒動記 その2

はがき到着から4カ月が経った3月初旬のこと。更新はこれまで近くの多摩警察署でやっていたので今回もそのつもりだ。ただ、はがきによると、高齢者講習は自動車教習所で行うおこなうとあり、近くの候補として宮前区にある自動車学校が紹介されていた。そこに書いてある電話番号にかけてみる。

何度かかけたが繋がらない。さもありなんと思って翌日またかける。また話し中で翌々日もトライする。混んでいることがわかったので、少し日を置いてかけることにする。この頃はまだ慌てていない。4月末までまだ1ヶ月半以上もある。2、3日後にかけてもまだ繋がらないので少し気になり始めた。はがきに書いてある番号では埒があかないので、神奈川県警察のホームページなどで他の番号を調べてみた。

免許更新や講習について質問がある場合に問いあわせるべき電話番号はわかっても、そこに掛けて簡単に繋がることは稀だということがこの時初めてわかった。考えた末、管轄する範囲の狭い方が電話の繋がる可能性が高いと判断して、最初の自動車学校へ数回かけ続けてようやく繋がった。さっそく高齢者講習の申し込みをしたが、返事は信じられないものだった。「3月、4月の講習予約はすでに満杯で空きがありません」電話に出た女性の声は事務的で冷たかった。

更新期限までに高齢者講習を済ませていないと更新ができない。はて、どうしたものか?

仕方がないので、事情を説明した。更新期限が4月末なのでそれに間に合うように講習を受けたいがどうすればよいか尋ねてみたら、「こちらではどうしようもないが、二俣川の免許センターに予約してください」とのことだった。まだ何とかなりそうなことがわかったので、免許センターに講習予約の電話を掛ける。しかし、また繋がらない。前回同様、3日間午前、午後とかけ続けたが全く繋がる様子がない。

この時、初めて「返納」という言葉が浮かんだ。予約が取れないならどうしようもない。車も以前に手放したし、今では運転する機会は激減してる。ただ唯一できないと困るのは、帰郷して親の介護施設(市内から少し遠い)に行く時だ。それも仕方ないので、もし予約が取れないときはこの際返納も致し方なしかと半ば諦めかけた。

ふと見ると、横で妻が繋がらない電話に自動で何度もかけている。何処宛かと聞くと通販で買った商品の返品専用ダイヤルだという。恥ずかしながら、夫婦そろって何をやっているのかとこの時自嘲気味になった。結果、妻の方は1週間続けてようやくかかり無事に返品できたという。あちらは、おそらく先方の担当者の人数が少ないことが原因であろう。

そして、我が方は、お役所仕事とばかりは言えず、需要(利用者)が多すぎることが原因であろうと妙に納得する。元はと言えばさっさとやるべきことを長いこと放ったらかしていた自分が悪いのだ。不甲斐なさに腹立たしくなってくる。

そんなこんなで半ば諦めの気持ちのまま時が過ぎ、4月の上旬になって免許センターに再度電話をトライしてみた。混雑状況はいっこうに変わらない。このまま電話を続けてもおそらく繋がることはないだろうと判断して、最終手段に出ることにした。つまり、直接免許センターに行ってみるしかないだろうと。それでも予約が取れず、受講できなければその時は諦めて返納しようと決心した。

失効日の丁度1週間前、二俣川の免許センターに行った。受付で事情を説明すると、係の人を呼ぶので待てと言う。やがてやって来た係の人に別室に案内されていくと、少ないが何とか予約が取れるとのこと。助かった。直接来てみてようやく予約が取れたのだ。結局、予約できたのは、免許失効期限の3日前だった。

当日、再び二俣川の免許センターへ。駅からセンターへは徒歩で15分、循環バスで5分であることは1度行って知っている。その部分も計算して予約時間の30分前には着くように余裕をもって出発した。ところが、またひとつトラブルに合う。

前回は、二俣川へは初めてだったが、武蔵小杉経由で1回乗り換えでスムーズに行けた。Yahoo!路線情報検索によると、今回は別のルートが出た。時間帯によって最も便利な、早い経路が出るようだ。今度は登戸で小田急に乗り換え、相鉄線大和でもう一度乗りかえるルートになっていた。トータル時間は約1時間でそれほど大きな差異はない。

ところが、問題は大和での乗り換えの時に起こった。結論から言うと番線を間違えて反対方向の電車に乗ってしまったのだ。乗ってまもなく車内掲示の路線を見ると「二俣川」の文字がない。しかも海老名行となっている。しまった!すぐに海老名到着時間を調べ引き返して間に合うかどうかチェックする。結果、11時06分に二俣川駅に着けることがわかった。11時半の受講開始時間に何とか間に合う。ほっ!余裕を見て30分早めに出たことが幸いしたようだ!

乗り間違えた原因は、路線情報にきちんと載っている「番線」と「行先」をよく確認しなかったことだ。知らない路線では要注意である。おっちょこちょいと言われても仕方のないことである。自分で恥ずかしい。このことは、今後予定の「シニアでこそのデジタルライフ」でYahoo!路線情報を取り上げるときに書かねばならないだろう。

次回(最終回)は、講習と更新の実際についてのレポートです。

~つづく~

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