台風19号、12日夜9時、緊急警報が連続で携帯電話に鳴り続けた。ハイムのマンションは大丈夫だと思えど、多摩川の氾濫警報には、この台風がただ事ではないと、部屋にいても恐怖が治まらなかった。

台風一過、13日朝6時、ハイムの花樹が心配になって様子を見回ったら、元気に花を付けており、草むらでは秋の虫たちが鳴いていた。自然界に生きる生命の力強さを感じました。
すると、垣根の杭に羽化したばかりの秋のトンボが羽を広げて、いまにも飛び立とうとしているのです。昨夜の暴風雨の梅雨は中、雨を得た芝生の中から、トンボが生まれたのです。
秋アカネのようでした。

その足で、多摩川の堤に上りました。川はどうなっているのか?濁流が、うなりを上げて堤の中腰まで流れが来ていました。
子どもたちが遊んだ草むらが濁流の中、少しずつ水が引いてきた7時頃になると、草むらだったところが見え出した。すると、そこには濁流から逃げていた魚たちが取り残されて、草むらで体をくねらせて苦しんでいる。水流に戻りたくとも、まだ川の水はうなっているのだ。人の手で助けることもできない。怖かったのは、人間だけではないのだ。

だが堤の上では、バッタが飛んでいるし、スズメたちもいつの間にやらチュンチュンと鳴いている。まぶしいほどの太陽の光が多摩川を包み込んでくれた。
良く見ると水鳥が川の中の額ほどの中州に何羽も身を寄せているのが見えた。ああ、もうこれで大丈夫だ。怒りの台風は、私たちに何かを伝えて過ぎ去ったが、大自然のいのちは、私たち以上に力強く生きようとしている朝の光景でした。

それにしても、秋のトンボの羽化が!!
ハイムの芝生の中から生まれているのです。

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