黄金色に実った稲が、台風になぎ倒された田舎、讃岐平野の痛ましい光景を思い出しました、台風19号。
稲は田圃に倒されて、稲穂が水に浸たると、お米になりかけていた穂が全て枯れてしまい、くず米になってしまう。
農家の人の怒りを思い出しますが、同時にそのもみがらを田圃に集めて火をつけて燃やす。その時、農家の人は私たち子どもにサツマイモを与えて、自分の好きなところに埋め込んで焼き芋を作りなさいと言ってくれた。
子どもの私たちは、学校から帰ってくる道すがら、もみがらを燃やしていた田圃に立ち寄り、自分の埋めた焼き芋を取り出して、こんがり焼けた、香り漂う焼き芋を割って、ホクホクの芋をフーフー言いながら口にほおばる。
甘くて美味しい!!「おばさん、ありがとう!
納屋で働いている農家の人に声をかける。台風で実らなかったもみがらで焼いた焼き芋!どこか遠くで冬の到来を告げるモズが、キチキチと鳴いた。
農家のおばさんは言った。来年は稲が倒れないように苗を土に深く植えないとな。
秋はどんどん深まり、冬になる寸前の光景でした。

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