2020年 今年もありがとう・・・X氏のつぶやき77

コロナで始まりコロナで終わった年。私たちは何を学んだだろうか。

小学校、中学校、高等学校、大学等の登校禁止から始まり、市民の楽しみでもあるお花見、海水浴、家族で出かけるのもひかえ、家族の交流もコロナ感染のため自粛。あらゆるコミュニティー活動も中止―市民は多くの人が誠実に守りぬいた。検温、マスク、手洗い、毎日欠かさず実行した。

そしてその結果、なにが達成できたか?
私たちの生活はキュウキュウとし、働く職場、街の飲食店も悲鳴を上げている。
新しく誕生する赤ちゃんに、本当におめでとうと言ってあげられるのか?

総理! 世の大統領!

あなたたちはリーダーだ。新しく誕生する赤ちゃんにどんなメッセージを送れるのか?
私たちは我慢できるが、あなたたちは、このコロナ禍元年に生まれた子供たちに、どんな社会を見せてあげられるか?
私たちは、この子らのためにどうすればいいのかを考えて、今我慢している。
旅行に行けなくても、レストランに食事に行けなくても、それは明日に改善されるならと守り抜く。社会人としての自覚、自分だけではない、隣の人のことも考え、この閉鎖的な生活をやり抜いてきた。

この1年で学びました。隣の人が近くでいてくれる大切さを。友人がいてくれる安堵。電話で声を聴くだけで勇気が出る。そして、福祉施設で働く人、医療関係で働く人の偉大な役割。強い精神力で働いておられること。
しかし、もう終わりにしよう。人としての休息を!心身ともに休んでもらいましょう。それが壊れたら、私たちの生活も崩れてしまう。

コロナ禍によって学びました。

世界は国と国とが仲良くしないといけないことを。生命は、どこで暮らしていてもその生命は、私の生命と同じ。あなたの生命は私の生命。

教えてくれました。だが、学んでいない人がいる。何かのしがらみにためらい、利欲にとらわれて踏み出せない。世間は、市民は悲鳴を上げているのに、私たちのリーダーは指導してくれない。求めるのが無理なのか。

だが、私たちは毎年収入の中から税金を納めているし、守りぬいている。私たちができることは、まず約束を守ること。実行すること。

2020年、私たちは守ってきた。
あたらしい年に向かって、私たちは願う。
安心と信頼できる社会に出会いたい。
せめて、友と気楽にコーヒーが楽しめて、お年寄りが仲間と食事ができる日でありたい。
多くのことを求めているのではない。
晴れ渡る青空のように、心にくもりのない生活さえあれば充分なのだ!と思うのです。

この苦しかった2020年が、私たちが望む新しい年がやってくることを願って新年を迎えたいものです。

どうか年末年始は、普段より更に注意を払ってよい年を迎えましょう。病院は大変な状態にあります。暴飲暴食はひかえ、寒さ対策をおこない、外出時は充分気をつけ、ハイムの周りから救急車のサイレンが聞こえてこないことを願っております。

さあ!
元気で年の瀬を、お正月を迎えましょう!

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