2022-02-24 / 最終更新日時 : 2022-04-20 Harimao 五條市西吉野町 私のふるさと~奈良県五條市2村の産業 3.村の産業-林業- この街道に漸く車が通れる道路が出来たのは、電源開発が戦後「十津川・紀の川綜合開発事業」で熊野川にダムを作り始めた為で、それまで主要産業の材木を運ぶのは専ら筏流いかだながしに依っていた。家の下を流れる […]
2022-02-19 / 最終更新日時 : 2022-04-20 Harimao 五條市西吉野町 私のふるさと~奈良県五條市西吉野町1地域の歴史 1. はじめに 私の故郷は、奈良県の南側、旧西吉野村(現在は五條市西吉野町:写真1)で、五條から新宮に通じる国道168号線(写真2,3)を少し入ったところ、昔は秘境と言われた十津川の入口に当たる。この先、天辻峠を越え大 […]
2022-02-18 / 最終更新日時 : 2023-10-19 Harimao 新宮市 私のふるさと7~和歌山県新宮市 熊野人の気質 熊野人の気質 司馬遼太郎は、髙田屋嘉兵衛を描いた小説「菜の花の沖」の中で、大阪ー江戸の太平洋航路の中継港として栄えた新宮港(池田港)について書いており、同時に、新宮人の気概についても次のように触れています。 熊野炭は、江 […]
2022-02-12 / 最終更新日時 : 2022-12-13 Harimao 新宮市 私のふるさと6~和歌山県新宮市 成川屋佐兵衛 成川屋佐兵衛 泉州堺に生まれた成川屋佐兵衛は、慶長(1596-1615)のころ材木に目をつけ、堀内氏の時代に新宮に来たといわれています。彼の屋敷跡は熊野川を挟んで対岸、現在の三重県南牟婁郡紀宝町の元役場の下手にあった。そ […]
2022-02-08 / 最終更新日時 : 2023-10-19 Harimao 新宮市 私のふるさと5~和歌山県新宮市 物流革命 歴史 4 物流革命 平安時代、日本における大消費地といえば、京都しかなかった。京都の人口を養うための海港が敦賀であり、北陸沿岸の米その他の物資が海路敦賀に集められた。その後、荷は馬の背に乗せて背後の山塊ひとつを越え琵琶湖 […]
2022-02-04 / 最終更新日時 : 2022-12-13 Harimao 新宮市 私のふるさと4~和歌山県新宮市 熊野詣 歴史3 熊野詣 和歌山県新宮市について、前回と前々回で全ての歴史の始まりである神話の中から「神武天皇の東征」を紹介した。そして、筆者が名乗っているハンドルネーム「八咫烏(ヤタガラス)」の由来についてもおわかりいただけた […]
2022-01-31 / 最終更新日時 : 2023-10-19 Harimao 新宮市 私のふるさと3~和歌山県新宮市 神武東征(日本書紀) 前回、歴史1で、古事記による神武東征神話について書いたが、これに対して「日本書紀」ではより詳しく伝えられている。 熊野についての場面を中心に見ていこう。注目は八咫烏の登場場面である。(山本殖生著「熊野 八咫烏」より) 歴 […]
2022-01-26 / 最終更新日時 : 2022-04-20 Harimao 五條市 私のふるさと~奈良県五條市 幕末から明治について 読みたいと思いながら、余りにもボリュームが多くて勤務してた頃に手が出せなかった超大作、司馬遼太郎の「街道をゆく」全43巻を退職後に図書館で借りて読み切りました。この作品は司馬が1971~1996年の長期に亘って仕上げた作 […]
2022-01-23 / 最終更新日時 : 2022-04-20 Harimao 佐賀市 私のふるさと(?)~佐賀県佐賀市 ふだんは「福岡生まれの福岡育ち」を称している私ですが、実は幼いころ、父の転勤で隣県の佐賀に住んだことがあります。 『私のふるさと』という題で書こうとしたら、そのわずかな期間の佐賀での想い出が次々に浮かんでくるのです。生ま […]
2022-01-22 / 最終更新日時 : 2022-12-13 Harimao 新宮市 私のふるさと2~和歌山県新宮市 神武東征(古事記) 私が生まれ育ったのは、紀伊半島の最南端にほど近い和歌山県新宮市。全国に有名観光地やメジャーな市町村が数ある中で、あまり知られていない人口27,400人(2022年1月現在)の小さな町である。2004年7月、熊野三山を含む […]
2022-01-19 / 最終更新日時 : 2022-12-13 Harimao 新宮市 私のふるさと1~和歌山県新宮市 熊野三山 私が生まれ育った新宮市は、和歌山県の東南端に位置し、近畿最大の水量を誇る熊野川を隔てて三重県と接した山と海に囲まれた街です。 市内には熊野速玉大社、佐藤春夫記念館、新宮(丹鶴)城跡、徐福公園、浮島の森などの名所旧跡があり […]