マスク考2~パタカラ体操

ラジオを聴いていて、「パタカラ体操」というちょっと聞き慣れない言葉に出会った。コロナ禍のために長期間、毎日毎日マスクをつけての生活を続けていると、口の周りの筋肉が弱くなっていく。この現象が進むと誤嚥性肺炎を起こしやすくなり特に高齢者は注意が必要であるという。

肺炎は長らくわが国の疾患別死亡の第4位を占めてきたが,2011年度の報告によれば、脳血管障害を抜いてついに第3位になり現代病の様相を呈している。また、肺炎で亡くなる方の約95%が65歳以上の高齢者で占められ、その大部分が誤嚥性肺炎であると報告されている。

パタカラ体操とは口の体操のひとつで、食べ物を上手に喉の奥まで運ぶ一連の動作を鍛えるための運動だ。加齢に伴い筋肉が弱ってくると、口の周りの筋肉や舌の動きが悪くなるので、その予防・改善を目的としている。

実は最近、故郷で特老施設にお世話になっている父親が食べたものを直ぐに戻してしまう症状が続いているとの連絡があったばかり。それでこの話がとても気になった。父の場合は98歳にもなって今更であるが、むしろ自分の方が注意すべき問題である。無料だし、誤嚥性肺炎を予防すためにも試してみてもいいかなと思ったわけである。

口腔ケア パタカラ体操の仕方
唇の役割は、食べ物を口の中に取り込んでこぼさないようにすることです。「パ」の発音は唇を締める筋力を鍛えます。破裂音の「パ」は唇をしっかりと締めて発音します。
食べ物を噛むときや噛み終えた食べ物を飲み込むときは、舌の全面がしっかりとあごについていなければいけません。「タ」の発音は上あごから下あごに打ち付けるので舌の筋肉のトレーニングになります。「タ」は舌をしっかりと上あごにくっつけて発音します。
食べ物を飲み込み、そして食堂に送り込むには、一瞬、呼吸を止めなければなりません。この動きができないと食べものをスムーズに食堂へと運ぶことができません。「カ」の発音は誤嚥せずに食べ物を食堂に送る力を鍛えます。「カ」は喉の奥に力を入れて、のどを締めることで発音します。
食べ物を口の中に運び飲み込みやすいようにするには舌がよく動かなくてはなりません。「ラ」の発音は、食べ物をのどの奥まで運ぶための舌の筋肉を鍛えます。「ラ」は舌をまるめ、舌先を上の前歯の裏側にくっつけて発音します。

パタカラ体操の効果
パタカラ体操には次のような効果があるとされている。
・嚙む力、飲み込む力の維持・向上
・唾液分泌の促進
・発音がはっきりする
・入れ歯が安定する
・表情が豊かになる
・口呼吸ではなく、鼻呼吸にすることで口腔の感想を防ぐ
・いびきや歯ぎしりの改善

信じる、信じないは読者の勝手。興味のある人は一度試して見てはいかが。

ヤタガラスの健康一直線

(出典:口腔ケア https://www.kokucare.jp/training/training/pata/)

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