ヘスペリジン~血管力を高める
テレビで聞きなれない「ヘスペリジン」という言葉を耳にしたので書き留めておきたい。ヘスペリジンとは、機能性素材で血管力を高める働きがあるらしい。
日頃の食生活ではとりにくい成分を効率良く補えて、病気の症状の軽減や予防に有効だと考えられるのが「機能性素材」です。最近、ドラッグストアやスーパーのメタボ対策コーナーなどで、様々な機能性素材による製品が見受けられるようになっているようですが、私自身、もうひとつよくわかっておりません。
例えば、ウーロン茶重合ポリフェノール、グァバ葉ポリフェノール、難消化性デキストリン、杜仲葉エキスなどの機能性素材は、お茶などに配合され、血中の中性脂肪、血糖値あるいは血圧の上昇を抑制する作用があります。これは大体わかります。
その他に、多彩な効能から注目を集めている、みかんなどの柑橘類に含まれる「ヘスペリジン」という成分があります。「ヘスペリジン」は、血管力を高める優れた作用を持っています。みかんの一大産地で育った私などは、子供のころから果物と言えばまずみかんでしたし、季節になると、今でも故郷からみかんの詰まった段ボール箱が送られてきます。
その、みかんのあの白い筋にはへスペリジンという血管を強くする機能性ぞ剤が含まれていることなど全く知りませんでした。しかし、水に溶けにくい性質を持つため、体内への吸収率が低いことが難点とされてきましたが、その点も新たな技術で溶けやすく、体内への吸収性が飛躍的に高まった「糖転移ヘスペリジン」とやらも登場しているようです。
身近なみかんでちょっと気を付けて食べることで、血管力を高めることができればこんないいことはありません。おおいに活用したいと思っています。