お酢の健康効果
昨日、簡単梅酒の作り方を紹介しましたが、白状すると実は、もともとは、テレビで「梅氷」と「お酢の健康効果」についての紹介があったものです。ここでは、梅氷をそのまま口に放り込んでもいいし、いろいろな飲み物で割ってもいいという説明で、一例としてソーダで割って梅ソーダができるとのことでした。
それを、勝手に焼酎で割ればいいと思いついて作ってみたところ美味しかったので紹介しることにしました。そこで、番組の本来の目的であった健康効果について備忘録として紹介します。のん兵衛の噂話よりこちらの方が参考になる話です。
種類と性質】酢の種類には、大きく分けて穀物酢と果実酢がある。 | ||
穀物酢 | 穀物酢は米酢や玄米酢などを包括した名称。表記が「穀物酢」となっていた場合、原材料は小麦など比較的安価なものでできている。逆に、それの決まった原材料(米や玄米など)で出来ていたら「米酢」といった具合にピンポイントの名称で表記される。味は全体的にすっきりとして家庭でも一般的に使われることが多い。 | |
米酢 | 穀物酢の中でも米を原材料として作られたもの。「純米酢」という表記のものは純粋にお米だけを使って作られた酢で、その分値段も高い。一般的な米酢はアルコールや他の穀物なども入っていることがほとんど。 | |
黒酢 | 黒酢は穀物酢の中の「米黒酢」と呼ばれる種類の代表格で、原材料は米酢と同じお米。ただし、使うのは玄米なので、玄米酢という呼び方もされる。 | |
香酢 | 香酢の原料はもち米。中国のお酢で、一応黒酢の一種といえる。健康志向の高い人が好む。 | |
果実酢 | 果実酢も穀物酢と並ぶ大きな分類の1つ。文字通り果実から作る酢の総称で、酸味が強く、様々な味わいがある。 | |
りんご酢 | りんごの果実を原材料として作られたお酢。りんごの果汁が1リットルあたり300g以上使われているもの。 | |
ワインビネガー | ワインから作られたお酢で料理に使われる。スーパーなどで見ると外国産(特にフランス)のものが多い。 | |
バルサミコ酢 | ワインビネガーと同じく、ぶどうが原料。原産地はイタリア。長期間熟成させるので味わいに深みがある。 | |
もろみ酢 | 原材料は酒粕のお酢で、分類的には食酢ではない。他のお酢は製造過程で発酵をさせるが、もろみ酢は発酵した酒粕自体を使い異なった工程を経て製造される。 |
【酢の健康効果】酢に含まれる酢酸には、次のような健康効果が期待できる。 | |
①内臓脂肪を減少させる。 | 脂肪の合成を防ぎ分解を促進する。 |
②血圧を下げる。 | 上昇ホルモンの調製機能で血圧の上昇を抑える。 |
③血糖値の上昇を抑える。 | 酢を使った料理を食べると胃から腸への移動に時間がかかる。これで食後の血糖上昇のピークを低くできる。 |
【一日当たりの摂取量】 | 一日当たりの摂取量としては、大さじ一杯/日程度がおすすめ。お酢を一日大さじ一杯摂った人と摂らなかった人を比較した実験、調査では、実際に、体重、腹囲、血圧などが減少した。しかし、毎日、摂り続けることが必要で、効果があったからといって止めてしまうとまた元に戻ってしまうそうです。 |