詐欺メール、息を呑まずに対処する法

先日公開した『一瞬息を呑んだ詐欺メール』に関心を持っていただき、ありがとうございました。ただ、記事は「大量に出回っているAmazon詐欺メールに新型が現れたのでお気をつけください」で終わっていました。

むしろ大事なのは、「どうしたら偽物だと判断できるか」、「被害にあったらどう対処すればよいか」だと、みなさんお感じになったことでしょう。改めてお伝えしようと思います。

偽メールは一般に、「お客様」か「メールアドレス」で呼び掛けてきます。「名前」を知らないからです。メールアドレスをどこで手に入れたのかも、気味が悪い話ですが、そのサイトで使っているメールアドレスと違っていたら、さらに怪しいです。

サイト用メールアドレスで届き、本名で呼び掛けられたら、限りなく本物に近い気がしますが、それ以外の場合は、限りなく偽物を疑いましょう、となります。

ハイムにお住まいの方が、ネットを検索して、前半部分が全く同文のAmazonからの偽メールを見つけてくださいました。今年4月に入ってすぐの日付でした。まだまだ巷には出回っていない巧妙な偽メールなのでしょう。

怪しげであればあるほど、メールに貼ってあるリンクをクリックするのは危険です。

まずは、ご自分のAmazonサイトを開いてください。

一番上の列の右端・カートの隣にある【注文履歴】をクリックして、そこに問題の注文が載っていなかったら一安心、偽メールです。

万一載っていたら、その左の【アカウント&リスト】をクリックします。

アカウントサービスが開くので、中列下の【カスタマーサービスに連絡】をクリックします。

 

 

【お問い合わせはここから】の画面になるので、【今すぐチャットをはじめる】をクリックするか、そんな悠長なことは言っていられないということであれば、その下にある折り返し電話の最下行をクリックします。

ほとんど待たせられずに電話がかかってくるようです。実情を伝えれば対処してくれるはずです。

これでしばらくはAmazonからのメールに息を呑むことはなくなるでしょうが、悪だくみをする人たちがそうそう減るとも思えません。

大手銀行・カード会社、取引もないのに送りつけられる偽メールの多さにはうんざりしますが、仮に取引があったとしても、メールに貼られたリンクを開いてID/パスワードはもちろん、決済情報を入力するのは危険です。
どこの金融機関も、「メールのリンクから知らせてもらうことはないので、入力しないでください」と呼び掛けています。

心を引き締めながら、デジタルライフを楽しみましょう。

yuwata

   ※追記 元となる詐欺メール内容はここからお読みになれます。

 

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