ハイムの樹木・今むかし (その5)
【緑の環境委員会『ハイム今昔』第六回の転載です】
5号棟南側の遊歩道です。歩道いっぱいに初夏の明るい陽射しが降り注いでいます。この歩道の両側には実にたくさんの樹種(10数種類)が植えられていますが、竣工後まもない時点では樹木がみな小さいため、空間もゆったりと感じられます。ロープ柵もまだありません。
それが現在では、空が見えないくらいの緑のトンネルとなり、それぞれの木の樹冠が重なり合うような過密状態になってしまいました。背の低い木の中には十分な日光を浴びられないため、これまでに枯死したものが何本かあります。その意味でも、計画的な間伐が不可欠な状況になっています。