2月6日お灯祭りがコロナで中止

今日2月6日は、わが故郷・熊野 新宮のお灯祭りの日です。この祭りは、和歌山県指定無形民俗文化財に指定されている、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である神倉神社で行われる勇壮な火祭りです。しかしコロナ感染症防止のため今年は中止となり、神事のみが行われます。

白装束に荒縄を締めた約2000人の「上り子(のぼりこ)」と呼ばれる男子が御神火を移した松明を持ち、神倉山の山頂から538段の急峻な石段を駆け下ります。この時の様子がまるで竜が 山を駆け降りるように見えることから、歌に「山は 火の滝 下り竜」と謳われています。

知る人ぞ知るお祭りで、参加する「上り子」は、地元の人だけでなく、県外の方や観光客の方でも参加できるのが特徴ですが、女人禁制で女性は参加できないので上り子が石段を駆け下りてくるところを麓の沿道で見るだけです。

テレビや雑誌で見かける有名人もときどき参加することがあり、かつて俳優の原田芳雄が新宮市出身の芥川賞作家・中上健次との親交もあり、毎年のように登っていたのは有名な話です。

これは、私が3歳の時の写真です。

ヤタガラス

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください