今日の散歩道~半夏生(ハンゲショウ)
いつも通るルートから、チョット外れて歩いてみました。
写真の場所は元庄屋屋敷で、現在は吹田市の管理下に、その板塀沿いの堀割に,半夏生(ハンゲショウ)が植わっています。ハンゲショウは東アジアに分布し、地下茎で繁殖域を広げていくドクダミ科の植物です。
湿地を好み、以前は日本各地に繁茂していたが、近年は開発が進み、生育適地の減少で目にする機会が少なく成り、地域によっては絶滅の懸念もある模様です。
和名の由来については諸説あり、私の好みでは「半化粧」と言う艶っぽい説が向いているような・・・・茎が伸びてその先端に花をつける頃に、葉っぱが一部(半分)を残して白く変化します、
年増の厚化粧じゃなく、乙女の様な恥じらいを浮かべて控えめな薄化粧(半化粧→ハンゲショウ)でいかがでしょうか。
山仲春男