こおろぎ博士の中あなイングリッシュ(その1) 連載開始です!

ハイムのみんな、元気かね。わしはこおろぎ博士、ニックネームは「ハカセ」だよ。

生まれはアメリカのカリフォルニア。でもいまはハイムの草むらに住んでいるんだ。ある人の引っ越し荷物に紛れ込んで日本にやってきたってわけなんだ。

ハイムのひろばでは仲間のこおろぎ音楽隊が楽器の演奏をしているだろう。わしらは秋が深まるにつれて活発に活動をしていくよ。

え、わしはなにをやるかって。そうだな、ハイムの長老に頼まれて、これから時々英語の話をしていくつもりだよ。学校や社会でも必ず役立つと思うよ。

さて今日は第一回。2020年には東京オリンピックが開かれるから多くの外国人がやってくるだろうね。そのときたとえばアメリカ人にこんな質問をしてみよう。次の質問は英語でなんて言ったらいいかね。

アメリカの首都はどこですか。

声に出して言ってみてよ。

はい、じゃあ答を言うよ。答は、

What is the capital of the U.S.A.? (英文をクリックすると音声を聴くことができます。)

おやおや、誰じゃな、Where is the capital of USA? って言ったのは。

日本語の「どこか」にひきづられて where を使いがちだけど、ここでは「何か」をたずねているんだ。だから what を使わなければいけないよ。それと USA には必ず the を付けること。いま日本で流行っている歌で USA って言っているけど、あれを聴くとハカセは「残念!」って思うんだ。

ちなみにこの質問をきかれたときの答は It’s Washington D.C. だね。

それでは、また。See you again!

 

こおろぎ博士の中あなイングリッシュ(その1) 連載開始です!” に対して1件のコメントがあります。

  1. アバター Tonma より:

    ドクターこおろぎ、この村へようこそ。わしはこの村に住む長老の一人だ。なかなか面白い!早速遠くに住む息子、そして孫にも教えてやろうと思う。

    日本は国際化の正念場じゃ。国会では海外からの労働者受け入れを議論しているが、労働者不足なら海外へも本気で進出することだろう。正に平成の開国ということじゃ。

    そういえば文芸館に明治維新のドクターヘボンもアメリカから来たとあった。頑張ってくれよ、大いに期待しておるぞ。

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