サクラの枝はカラスの巣の材料

サクラの蕾が膨らみだす頃、毎年奇妙な現象が起こります。サクラの木の下には長さ15~20㎝ほどの蕾が付いた枝が何本も落ちています。それはカラスが巣の材料にと折ったものの、どうも枝が短すぎたか何かで気に入らずに打ち捨てたもののようです。それを今年も拾ってきて、コップに活けて見ました。一昨年も同じことをやってみましたが、見事にサクラが咲きました。参照:サクラの折れ枝、見事咲きました!

折られたサクラの枝には膨らみかけた蕾がついている。

 

コップに活けて見ました。
今年も、カラスの営巣がはじまっています。枝など巣の材料をくわえたカラスがとびまわっています。跡をつけると、コミュニティー広場の東側にある一番高いクスノキの天辺近く。道路の反対側の電柱に枝を咥えたまましばらく様子をうかがって作成途中の巣に持ち込んでいます。まだ、ほかにも何カ所か巣作りをしているところがありそうです。くれぐれもカラスにはご用心!

電柱の上で枝を咥え様子を窺っているカラス

 

クスノキの天辺近くの作成途中の巣

参考 樹木図鑑 サクラ

サクラの枝はカラスの巣の材料” に対して2件のコメントがあります。

  1. アバター you より:

    カラスは、ゴミの袋を食い破って散乱させるほかに、人を襲うと聞いたことがあります。ハイムの場合、ゴミ置き場の造りがしっかりしているからその心配はない、あとは小さな子どもさんを襲ったりするということでしょうか?

     

    実はカラスはハトを襲います。ハトの産卵期は年に何回もありますが、これからが最盛期です。ハトの害に悩まされているお宅にとっては、カラスはありがたい存在なのです。

     

    カラスかハトか、ハイム内で対立が起きたりして・・・

     

    ところで、カラスの捨てた桜の小枝、コップで咲かせるなんて、いいですね。私もやってみたいです。

  2. アバター カラス ウオッチャー より:

    youさん
    カラスが攻撃してくるのは、おそらくカラスにも守るものがあるからでしょうね。ある意味、反撃でしょう(過剰防衛の場合もあるかもしれませんが)。特に、巣に必要以上に近づき過ぎたりしてカラスに警戒心を起こさせるとか、またヒナが巣立ちをする時などに、よちよち歩きのヒナに近づき過ぎた時などは攻撃してきますので、くれぐれもご注意を。
    確かに、カラスがいると、ハトの傍若無人さもある程度は牽制されてよいのかもしれません。
    折られたサクラの小枝、是非お試しを。
    管理事務所の受付のところにもコップに活けておきました。この枝は折られて時間が経っていたので、うまく水上げしてくれるかどうか分かりませんが・・・。

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