「カワセミ」といえば、テレビドラマにもなった作者平山弓枝さんを思い出して、今日も二ヶ領に棲んでいるカワセミを求めて散歩に出た。

川に棲むカワセミはしっぽは短く、羽根は大きい。くちばしは長く、澄んだ青い芽は鋭く輝いている。

十手持ちの捕手の盗賊を追いつめた時のその姿を連想してしまう。

御宿でくりひろげられるドラマでは勇敢で鋭くドラマを追い求めるが、結末は、盗賊をとらえるのですが、どこかさみしく、むなしさが残ります。

二ヶ領の暗居に棲んでいるカワセミの習性にどこか似ているように思うのです。

二ヶ領の川も、5月になれば鯉が幼魚を生み、川中が幼魚でにぎやかになります・・・といいますが、私の目にそのように映るだけで、実は少しの幼魚だけです。この時期になるとカワセミは暗居から出てきて、流木の杭にとまり、川中をにらみつけて、幼魚が水面に出てくるのを待って、捕食するのです。

その姿を、私は二ヶ領で確認しました。それからという日、カワセミを求めて散歩は二ヶ領へと足が向くのです。そして、頭の中は、平山弓枝作品の「かわせみ」とダブルのです。

あのコバルトブルーのカワセミの姿は、どのような棲み方の中で、あの美しさが羽根になったのだろうか?…と思うと、どうしても、もう一度カワセミの補食する瞬間を見てみたくて、4月の終わり、まだかな?と思いつつ橋のたもとにたたずむのです。

川中には、まだ幼魚はいなかった。大きな鯉がゆったりと産卵の時を待っているようだった。

ハイムの周りは、サツキが咲きだしました。鯉のぼりがたなびく5月の節句。コロナ事件も治っていれば、ぜひ二ヶ領のカワセミと出会ってください。心の奥に深く感じるものがあると思うのですが。

0