早朝の多摩川 渡り鳥の演舞・・・X氏のつぶやき85

二月の多摩川、中野島から堤に出て京王線の稲田堤の方に歩いていくと、川面では多種類の渡り鳥が淡い朝陽を浴びて仲間同士で楽しげに遊んでいます。胸が白い仲間、嘴が黄色い仲間、頭が美しい化粧をしている鴨たちが、お尻をだして頭を水中に潜り石についている藻を食べている姿は可愛くて面白い。また羽を広げてバタバタと踊ってみせる。あちこちで競ってみせる。

またその中に川鵜が数羽いて、小魚を追いかけてもぐる。どこに浮いてくるかなと見ているととんでもないとこに浮いてくるので面白い。見ていて飽きない。競いあうように演舞するからだ。

その向こうでは,手こぎのカヌーが5隻並んですいすいと進んでいく。まるで渡り鳥のように!

のどかで平和なひとときです。ここを見ている限りコロナ禍などどこ吹く風か?と思わせる程こころが穏やかになりました。カヌーをこいでいる若者は朝七時に寒い水面にこぎ出るのは渡り鳥の仲間になりたかったのだろう。

また、草を刈られた堤の地面ではすずめやむくどりたちが、餌をついばんでいる。草の種が落ちているのだろう夢中だ!ささやかな鳥たちの営みを見ました。コロナに怯えている私も穏やかな自分を取り戻していました。この光景をだれかに伝えたい衝動にかられたが、私の横をすり抜けていく人は走るのに夢中!

ああ!渡り鳥があんなに楽しそうに舞っているのに見てやって欲しいな!天敵もいなく何種類もの鳥たちが平和に暮らしてる姿を!私たちは散歩しながらもマスクマスク。

そんな光景を楽しみながら自然を怒らせてはいけないと自分の無力さを感じた朝でした。みなさんも渡り鳥が去っていかないうちに眺めてやってください。平和が見えます。

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