笑説「ハイムのひろば」28~記事枯れの問題

2018年4月のリニューアル・オープン以来、「ハイムのひろば」は次々とその内容を充実させていった。一つのマンション管理組合が運営する通常のホームページは、理事会からの報告や住みやすい環境を維持するためのルール、或いは開催予定の行事の案内などが殆どである。それに比べると、「ハイムのひろば」は、いわゆる事務的連絡の手段としてのホームページの枠を飛び越えて、姉妹サイトを持つことで住民がより楽しめるものに発展させてきた。

「赤ちゃんクラブ」・・・0歳から3、4歳児くらいまでの乳幼児を持つ母親の情報交換の場。
「緑の環境委員会」・・・マンション内にある植栽のすべてについての情報。
「ハイムのひろば美術館」・・・住民&友人の絵画・写真・美術・手工芸品等の作品を収録し公開。
「ハイムのひろば文芸館」・・・住民&友人知人のエッセイ・旅行記等の文芸的作品を収録し公開。
「ハイム蝶百科図鑑」・・・多摩地区近辺で見ることが出来る蝶の写真と解説を収録。
以上については約2年かけて一応完成し、各々のサイトに関する新しい情報があれば追加掲載されるようになっている。(赤ちゃんクラブは2022年3月解散)

3年を経過した2021年のある日、西野には思うことがあった。いずれのサイトも一応の形は整っており、後は新しい情報を追加していくだけで維持することはできる。しかし、ややもすると日常に慣れてしまいがちで、しばらくすると放置気味になってしまう。本体の「ハイムのひろば」も、残念ながら今それに続く姉妹サイトもその状態に陥っているのだ。

上記のうち例外は、「緑の環境委員会」と「ハイム蝶百科図鑑」だ。この二つは2~3年を経過しても依然として毎日更新されており、閲覧数は本体のハイムのひろばを凌駕するまでに成長してきた。住民の多くは、否、運営に携わるメンバーでさえ、本体のハイムのひろばと比べて見る回数は少ないはずなのに何故でこんなに閲覧数が増えているのか。

理由ははっきりしている。これら二つのサイトが、たった一人または二人だけで運営されているからである。一人、二人で更新するのは並大抵のことではできない。しかし自分しかやる人間がいないので、毎日でも意欲的に更新することで確実に固定ファンを伸ばしていたのだ。このことはハイム住民以外の外部の固定閲覧者が増えての結果であると推測できる。

「ハイムのひろば」は10数人もメンバーがいるのに、時には2~3週間も投稿の途絶えた日があった。西野は、これではいけないと手を変え品を変えて投稿に専念したが、結果を見ると、1か月間で80%以上が自分一人の投稿であったことに愕然とした。忙しい時には助け合えるというメリットがあるはずのものが、逆に、誰かがやってくれるだろうという考えに至ってしまうのか。グループ管理の難しさを痛感させられる出来事であった。

これまで何度も言ってきたが、ホームページというものは”更新が命”であって、閲覧者の逃げ足は予想外に速いものであることを西野は経験上よく知っている。経験のない人には理解が難しいかもしれないが、経験者の言うことだからこそ耳を傾けてほしい。このことは、今後も繰り返し繰り返し何度も起こることであろう。記事枯れの危機を感じたら、そのことをメンバー全員に知らしめて少しでも改善を図るようにしたい。そして将来は、その役割をメンバーの他の誰かが果たしてくれることを願うばかりである。

(その後、2022年春になり、新しい投稿者が一気に増えて、今や一日一記事では収まらない活況を呈している。しかしこの状況も一時的なことで、それらのシリーズが終わる頃にはきっとまた同じ状況になるであろう。結局繰り返しなのだ。今後も要注意である。)

蓬城 新

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