思わず笑ってごめんなさい

先週土曜日発行の『ハイム・ウィークリー第153号』■編集長の独り言■。

お気づきの方もおられたでしょうが、実は、『ハイムのひろば』と『文芸館』が一時見えなくなり、編集長は数日間、その修復作業に没頭してお疲れでした。わかっているのに、落ちが面白くて、つい笑ってしまいました。

お読みになっていない方のために、まずはその全文です。

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月に一度の通院日には都内まで出かける。あまり外出しなくなったこともあり、少ないチャンスを生かし、ついでによく買い物をする。最近は東京駅のグランスタでお気に入りのパンを買って帰ることが多い。

月曜日、いつものように全粒粉パン2斤を買って帰宅。この日は特別な日だったようで「ポイントが2倍付いたよ」と家内に告げ、ラッキーと思いながら自室に。昨日の徹夜で睡眠不足のため早めに床についた。

翌朝、家内が起こしに来て「パンはどこ?」と尋ねる。はて、昨日居間に置いたはずだが、どこを探しても見あたらない。もしやどこかに置き忘れたかと、昨日のことを思い出してみる。

ふと、帰りに立ち寄った薬局ではないかと思いつく。そういえば、支払いを終えたあと、ポイントをつけてもらうために別のカウンターに行くよう促された。その時、椅子に置いたまま忘れたに違いない。

開店時間を待って薬局に電話すると、やはり置き忘れていたことがわかった。たかだか千円くらいのものだが近くでは販売していない特別のパンである。もう一度買いに行くと交通費が約千円プラスされ倍になる。

何もかも値上げラッシュで財布が寂しくなる今日この頃、ポイントは割引の代わりになっており庶民にはありがたい。それにしても、わずかな”ポイント”は忘れなかったのに大事なパンを忘れるとは!

「本末転倒」のお話でした。

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さて、このパンはそれからどうなったのでしょう?

取りに行くのは時間と電車代がもったいない。生ものだし、かさばるから、送ってもらうと取りに行く以上に費用がかかりそう。

パン屋さんに忘れたのなら、親切な店の人が「品物は引き取ります。ついでの時に同じものをお渡しします。」と言ってくれたかもしれませんけど・・・

編集長が果たしてどうしたのか、聞いていませんが、もしかしたら、「パンはそちらで召し上がってください」と(残念な気持ちをこらえて)言ったかもしれません。

 

yuwata

 

 

思わず笑ってごめんなさい” に対して8件のコメントがあります。

  1. アバター ヤタガラス より:

    お答えします。昔は何処の病院に行ってもその病院のすぐ近くの薬局で処方してもらっていました。なので病院と薬が増える度に薬局の数も増えていきました。

    何年か前に薬局を中野島にある一軒に統一し、以来、病院で処方箋を受け取って直ぐにお薬手帳アプリで送信予約しています。デジタル座談会で冒頭に紹介した通りを実践しています。

    こうすることで、待ち時間が殆どなくなりとても便利になりました。最近の、医師に加えて薬局もかかりつけを持つべしとの勧めにも対応できています。

    一軒にすることで、薬局のポイントもたまります。支払いをアプリですると、そのアプリのポイントもゲットできます。10円20円の僅かなポイントもチリツモでちょっとした買い物に役に立ちおすすめです。

    で、件のパンは無事受け取ることができたのです。因みにこのパン、全粒粉100%なのでなかなか販売されていないのです。都内でも数軒しかないようです。

  2. アバター yuwata より:

    編集長の話を信じた私がかわいそう・・・

    おかしいなぁ、お薬手帳アプリのことを、『シニアのためのデジタルライフ』で最初にに取り上げた編集長が、都内の薬局で受け取るのかなぁという疑問は頭をもたげたのです。
    話を面白くするための演出だったなんて・・・それとも、次号で「実は」、とお薬手帳アプリに触れながら、種明かしをするおつもりだったのでしょうか?

    いずれにしろ、記事にする前に確かめればよかったけれど、そうするとつまらないからやめたのです。

    このやり取りを読んで、なぁんだと思う方は多いでしょうね。すみません。

  3. アバター ヤタガラス より:

    誤解を与えたようなら申しわけないですが、帰りに立ち寄った薬局が都内とも近くとも言っておらず頭の中には近くの薬局しかありませんでした。
    もう一度よく読み返してみてください。

    現実に起きた事実とその時の気持をそのまま素直に書いただけです。騙したつもりも演出のつもりでもありませんでした。
    ぜひ誤解のないように。

  4. アバター yuwata より:

    「もう一度買いに行くと交通費が約千円プラスされ倍になる」というところですが、編集長は、パンがもし見つからなかったら、という仮定で書いておられたのですね。
    私はてっきり、パンは出てきたけれど、それを取りに行くのに交通費がかかるという意味だと受け取ったのです。

    なるほど・・・
    誤解して失礼しました。

    ここまでお付き合いくださったみなさま、申し訳ありませんでした。

  5. アバター YamaneAkio より:

    お二人の間では、決着がついたようなので、蒸し返すも申し訳ないのですが・・・
    実は私も、yuwataさんと同様、てっきりパンを薬局に置いたままあきらめたものと解釈していました。さてさて、自分が勝手に(不注意に)そう思い込んだものか、それとも元の文が読者をしてそう読ませてしまうのか。どうも、いずれの要因もありそうです。でも、おそらく(確信はありませんが)、これを読んだ人のうち、ほとんどの人が、この文の著者はパンを取りに行くのをあきらめたと思ったのでないでしょうか。著者の脳内では薬局の場所が明確に認識されていたが、読者にはその認識がなかったために、無意識に銀座なり都内の薬局だと思い込んだことにその原因があったように思います。もし「ふと、帰りに立ち寄った(近所の)薬局ではないかと思いつく」というように、(近所の)と書いてあったなら、誤解を生むことはなかったでしょう。ただ、いずれにせよ、おいしいパンが手に戻ってよかったですね。

  6. アバター ヤタガラス より:

    この記事がこんなに盛り上がるとは想像もしませんでした。よくある炎上とは違ってほのぼのとしたこのようなやり取りはブログの楽しみの一つではあります。

    これ以上はやめようと思っていましたが、新たな参加者が出ましたので続けます。毎日のように書いていても、一部の隙もなく誤解をさせない文章を書くのは難しいですね。

    結局この話は、パンを取り戻せなかったほうが受けたようですね。他人の失敗談を読む方が面白いですから。(笑)

    最後の結果を書かなかったのは、無意識でしたか、どうだったのかを讀者に任せて余韻を残す手法になりました。このことは俳句で習うことでもあります。
    次に文を書くときの参考にします。ハハハ!

    それと、このやり取りを読んでいただくことで、少しはお薬手帳アプリのおすすめに役に立ったでしょうか。

  7. アバター YamaneAkio より:

    お薬手帳アプリは活用していますが、けっこう使いにくいと感じています。僕が使うのは月1回くらいで、そのたびに処方箋をどうアップロードしてよいか、迷ってしまいます。病院の受付で処方箋をもらった後で、立ったまま処方箋を送る作業(当然短時間でやりたいのです)がサクサク進まないのです。この手の操作に慣れている方だと思うので、ほかの高齢者もきっと苦労されているのでないかと心配します。どうもメニューが多すぎて、直感的にプロセスが選べないように感じています。ただで活用させてもらいながら文句を言うのはお門違いかもしれませんが・・・。開発者の意図とユーザーの使い勝手に乖離があるように思うのです。

  8. アバター ヤタガラス より:

    ボクも使い始めはボタン探しに迷うこともありましたが、毎月1回必ず使ううちにすっかり慣れました。立ったまま写真を撮るのは難しいです。ボクは待合室の椅子に腰かけて写真を撮り送信ボタンを押す。受取予定時間を何時にするか少し考えるだけであとは全く問題なく使っています。

    かかる病院と薬の数が増えるほどその便利さは加速されます。使う回数が多ければそれだけ慣れるのも早まるでしょう。別にそれほど急ぐこともないのかもしれませんが、いろいろとお忙しい方には重宝しますよ。

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