詐欺メールの具体例2(amazon編)~利用経験のある場合!
巷に溢れる詐欺メールの中でも最も多いと言われるものがamazon(アマゾン)を騙ったもので、一時は50%以上と言われたこともありました。これは利用者が多いことの裏返しとも言えますが、マシンガンのように連射される詐欺メールにはうんざりします。
実際に受け取ったメールの例を参照しながら、対策を考えてみましょう。
1.Amazonにご登録のアカウント
2.アカウント情報を更新できません
3.【amazon.co.jp】お客様のお支払い方法が承認されません
Amazonの詐欺メールの内容は上記以外にも沢山あるので、そのひとつひとつを取り上げるよりもポイントを挙げて説明することにします。いずれのメールにも共通しているのは、「何か困ること(=例えばアカウントの停止など)をちらつかせて登録情報を確認させる」手口です。そしてこの時、例えば「24時間以内」などと期限をつけて焦らせることも多いです。
Amazonが利用できなくなると困ると思い、メールに記載されたURLをクリックして詐欺サイトに誘導されると、あなたの情報が盗まれることになります。ここでよく考えてください。
【今回のポイント】あなたのアカウントが停止されて困るのは、あなたではなくAmazonのほうなのです!あなたは他のサイトでも買い物はできますが、Amazonはあなたという顧客を失うことになるのですから。
ですから、「アカウントを停止する」と言ってきたら「やれるならやってみろ!困るのはそちらですよ」と思うべきです!万が一停止となったとしても、あなたが犯罪者でもない限り何度でも復活登録はできます。このようにどっしりと構えていれば詐欺に騙されることはありません。
どうしてもAmazonにログインして何かの作業をする必要のある時は、誰かから送られてきたメールやSMSなどに記載されたURLは使わず、普段あなたが使っているブックマークや、ブラウザから新たにアクセスするようにしてください。
※不審なメールを受けて対処の仕方がわからないときは、毎週水曜日10:00~12:00に開催されている「ハイムのひろばサロン」にご相談ください。
【例】3.【重要なお知らせ】Amazonプライムの自動更新設定を解除いたしました
尚、多くの詐欺メールの実際を一覧表にしたものを参照してください。