折れ枝のサクラ Ⅱ
3月5日の早朝、いつものように樹木の見回りをするHenkさんの目に留まったのが、先端に固い蕾を付けたサクラの小枝。カラスが巣作りのために折って、何が気に入らないのか、捨てて行ったものでした。
心優しいHenkさんは、かわいそうな小枝を拾い集めて、コップに活けてやりました。
この話が『ハイムのひろば』に載ったのを読んだとき、私もそのサクラの花を咲かせたいと思いました。
なぜって?
なぜでしょうね、もし咲いたとしたら、何となくいじらしいというか、けなげというか・・・ロマンチックな感じがしませんか?
で、「折られて時間が経つから、水揚げが悪くてダメかも」と言われたものの、3枝頂いて来て、コップに活け、日当たりの良い窓辺に置いておきました。最初は蕾が固く小さく、枯れるのではと思ったりもしたけれど、だんだんに膨らんできて・・・
3月13日にHenkさん宅で1輪開花。
わが家では、15日に1枝目が開花。きのう、2枝目も開花。残る3枝目も咲く寸前です。
ちなみに、1輪の直径は3センチ。とても、とても、かわいらしいサクラです。
you
youさん
ありがとよ。ほんとありがと。おめえさんにたすけてもろて、なんとか「花」さかすことできて。これでおもいのこすことねえ。ほんと、ありがとね。また、らいねんもな。