シニアでこそのデジタルライフ6~万歩計

今、基礎疾患を持ち医者に通っている高齢者の殆どが言われているのが、毎日歩きなさいということだ。厚生労働省がいうところの基礎疾患とは、慢性の呼吸器、心臓病(高血圧を含む。)腎臓病、肝臓病(肝硬変等)インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病などをいう。

万歩計は山佐時計計器株式会社の登録商標であり一般的には歩数計という。その歴史は古く、歩数計が開発されたのはヨーロッパで、アイデアはレオナルド・ダ・ヴィンチにまで遡るが、初めて実用化したのはスイスの時計師で、1780年のことだそうだ。

日本では、驚くなかれ、ヨーロッパ製の歩数計を江戸時代中期に平賀源内が改良して「量程器」というものを作り、江戸時代後期には伊能忠敬が日本地図の作成にあたって「量程車」という計測器と「歩度計」という歩数計を使用して全国を歩いたといわれている。

さて、一時期健康ブームに肖りこの歩数計が販売され人気を博したことがあった、時計ほど高くはなく数千円で手に入ることでよく売れた。私自身も自分のものと母親のものを買かった覚えがあり、見ると、電池の切れたものが机の底に残っていた。それはまもなく捨てられる運命なのだ。

それもそのはず今は、歩数計アプリをスマホにインストールするだけで毎日無料で利用できる。歩数だけでなく、計った血圧などを登録して一緒にデータ管理できるようになっている。かくいう私自身も高血圧で毎月通院しており、主治医からできれば1万歩歩くように言われている。以前はワンちゃんとの散歩で楽々1万歩歩いていたが、今はそれが難しくなっている。

それで、新たにアプリを入れて、今、少しずつ歩数を増やすよう努めているところだ。毎日何歩歩いたか確認することで励みにもなりお勧めである。

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