春暁
春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少
春眠暁を覚えず 処処啼鳥を聞く 夜来風雨の声 花落つること知る多少ぞ
むかし習った漢詩、孟浩然の「春暁」。
昨夜は暴風雨の音を聞きながら寝ていたが、朝の目覚めは遅く、やはり春なのだと思った。
そしてこの詩を思い出し、朝食後外に出て見た。そして、この詩のとおり、満開に近いサクラが昨夜の暴風雨でたくさんの花びらを散らしているのを見た。雨水に流され側溝付近に集まった花びら、通路一面に散った花びらに車の轍の跡が見えるのはうっすら積もった雪の後と同じですね。
孟浩然がいう「花」は一体何の花なのだろう。梅の花か?
参考 樹木図鑑 サクラ</