サイクリストの抱える3つの不安と対処方法

コロナ騒動で体を動かす機会が減った。運動不足にならないように、サイクリングを再開。雨が降らない限り、一日20㎞位は自転車で走ることにしている。サイクリングでは感染リスクはほとんどないし、気分転換にもなる。おまけに長時間体を動かし続けられるので、ダイエットにもなる。

そんな良いことずくめのサイクリングだが、私は以下のような3つのリスクを常に感じている。

第1は、事故を起こして加害者になるリスクだ。以前、多摩川の河原を走っているとき、父親と一緒に歩いていた幼児が、突然右側に飛び出してきた。それを避けきれずに接触。救急車、警察を呼ぶ騒ぎになってしまった。その時は時速10㎞位のゆっくりしたスピードで走っていたので、幸いにも子供に怪我はなかったが、気を付けていても事故は起こるということを実感した。また、こうした事故の場合、健康保険が適用されないので、医療費は3割ではなく10割負担になることも初めて知った。この時は医療費と慰謝料をあわせて10万円足らずで済んだが、1億円近い賠償責任を負うケースもあるらしい。

第2は、自分自身がケガをするリスクである。私の場合、普通に走っている時の速度が時速20-25㎞。気合を入れると30㎞を超える。ヘルメットと手袋以外防護するものはつけていないので、転倒すると大けがをする場合もある。自民党の元幹事長 谷垣禎一氏が自転車事故による頸髄損傷で入院生活を強いられたのは、記憶に新しい。

第3は、家から遠く離れたところで自転車に不具合が発生するリスクだ。一番起こり得るのは、パンク。ロードバイクに乗っている人の多くは、パンクに備えて予備のチューブやチューブを交換する工具、携帯空気入れを持っている。先日多摩川サイクリングロードでパンクした時は、早速予備のチューブを取り出し、パンク修理にかかろうとした。ところが、携帯ポンプが経年劣化で壊れて使いものにならない。どうしたものか途方にくれた。幸い歩いていける距離に自転車屋さんがあったので助かった。しかし、人里離れたところで自転車が壊れてしまうという不安は常にある。

これら3つのリスクに対応してくれる保険があることを先日知った。「au自転車向けほけん」がそれだ。私は、au損保とは何ら利害関係はないが、よくできた保険だと思う。第1のリスクの賠償責任に対しては、賠償責任補償。第2のケガに対しては、傷害補償(自転車事故の場合は保険金が2倍となる)。第3の自力走行できないリスクには、自転車を無料で搬送してくれるロードサービスで対応してくれる。しかも、スマホアプリ「自転車の日」を使えば、GPSで自分のいる位置をロードサービスカーに知らせることができ安心だ。

保険料は一か月340円から。私は、第1の賠償責任は別の保険でカバーしている(住宅火災保険や自動車保険についている)ので、賠償保障を除いて契約した。月々の支払は200円とお手軽である。これでサイクリング時の不安を軽減できるのだから、良い保険だと思う。

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