新語・難語おもしろ解説 「サブスクとは?」

サブスクとは?

最近テレビのCMなどでもよく聞くサブスク、どういう意味なのでしょうか。

これは、英語の「subscription」(サブスクリプション)を縮めた言葉で、製品やサービスを一定期間ごとに一定の金額(利用料)で提供するビジネスの形態のことです。

もともと subscription は、英語で「定期購読料」を意味していて、新聞や雑誌の毎月払う購読料のことです。

これが最近では、たくさんのビジネスでサブスク型で提供するものが増加しています。たとえばコンピューターソフトウェアやアプリケーション(アプリ)は、近年ほとんどがサブスク型になっています。音楽やビデオ(映画)のソフトも月額課金などで、聴き放題、見放題のサービスを提供するのがふつうになっています。

ソフトを作って供給する会社の立場で考えてみると、最初の内は「売り切り」で使ってもらうことが重要でした。その頃は、単価も高いものでした。しかし、たくさんの人に広く使ってもらえるならば、購読料のようにして利用料を徴収することで、安定的な収益が確保できることから、月契約、年契約、そして自動更新を織り込んで長期に安定して収益を確保するサブスク型ビジネスに転換していったわけです。もちろんそこにはユーザー側からみて、月額の負担があまり大きくなく、サービスを使い放題というメリットがあることを忘れてはなりません。

さらに最近では、車や住宅にもサブスク型のビジネスが広がっているとのことです。これは、ユーザーに利便性を訴えて、企業側がサブスク型ビジネスを普及させるメリットがあるからなのでしょう。

だとすれば、ユーザーとしては、月額の負担がいくら少額でも、本当にそのサービスや商品が自分にとって必要なのかを冷静に判断すべきではないでしょうか。メリットとデメリットを十分に認識して、賢い消費につなげたいものです。

YA

 

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