ヤタガラスのホームページ作成塾22~「伝わる文章を書くコツ」

ホームページを運営しているとどうしても文章を書く機会が増えます。文章の書き方を教えるような力のないことは自覚しています。うまく伝わるように、恥をかかないようにとこれまで学んできたことをお伝えします。

伝わる文章、読まれる文章を書くための基本は「簡潔さ」にあると思います。簡潔さにつながる具体的な書き方として次のようなポイントがあると思います。

1.結論を先に

「何を伝えたいのか」結論から書き始めると理解してもらいやすくなる。話す時も同じですよね。話の背景や前段を示してわかりやすくと思いがちですが、詳しく書けば書くほどだらだらと長くなります。起承転結は4コマ漫画に任せましょう。

悪い例

外部からの投稿を増やすための方策としてテーマごとに分けた複数の掲示板を設置したが、投稿のし易さをよく考えずにリニューアルを行ってしまった事が主な原因となり、結局元の一つの掲示板に戻すことになってしまった。

良い例

テーマごとに分かれていた掲示板は、「おしゃべりひろば」ひとつに戻すことにした。
主な原因は、使い易さの点で、スタッフと投稿者との間で考えにずれがあったことだ。

 

2.「が」でのつなぎを多用しない。

「が」で言葉をつなぐと、うまく文章がつながったように感じてしまうので注意する。
読み手が一度に受け取れる情報には限界があるので、一文を切ったほうがわかりやすい。

悪い例

SEOでは、コンテンツの質が最も重要だと言われているが、私は全面的に賛成するわけではないが、サイト制作者はGoogleなどが提供ガイドラインの重要性を理解するべきだ。

良い例

SEOではコンテンツの質が最も重要だと言われている。私は全面的ではないが重要な要素としては賛成する。サイト制作者はGoogleなどが提供するガイドラインの重要性を理解するべきだ。

3.具体性を持たせる

具体的な数字を書くとイメージしやすくなる。

悪い例

ホームページ閲覧時のスマホ比率は日々増加傾向にある。

良い例

ホームページ閲覧時のスマホ比率は64%を超え、なお増加傾向にある。

 

4. 余計な「つなぎ」を削

簡潔に言い切り、読みやすくする。

悪い例

Googleのアルゴリズムは、検索者にとってより価値のあるWebページを提供するため進化し続けている。それに伴って当然検索順位においても影響を及ぼすため、継続的に管理する必要がある。

良い例

Googleのアルゴリズムは、検索者に価値のあるWebページを提供するため進化し続けている。
検索順位にも影響を及ぼすため、継続的に管理する必要がある。

 

5. 句読点の連発を避ける

一心不乱に書きなぐった後に読み返してみた時、句読点の多さに驚くことがあります。冷静になって見直すと必ずいくつか消すことになります。ただ句読点を省くということではなく文を切った方がよい。

悪い例

学生から見れば我々スタッフは年配者でもあり地元の歴史に詳しいのだろうと思われたのであろうが実はそうではなくハイムの住民の殆どが外から移住してきた者で歴史についてほとんど知らないので、少しだけ勉強しただけのことである

良い例

学生から見れば我々スタッフは年配者でもあり地元の歴史に詳しいのだろうと思われたのであろう実はハイムの住民の殆どが外から移住してきた者で歴史についてほとんど知らないので少しだけ勉強しただけのことである


6. 過剰な敬語は控える

アンケートなどを設置して入力を期待するページでは、過剰な敬語になりがちです。

悪い例

申込書はリンク先のページからダウンロードしていただき、必要事項をご記入いただき、ご送付いただければ、あらためてこちらからご連絡させていただきます。

良い例

申込書はリンク先のページからダウンロードできます。必要事項をご記入のうえ、当方宛にお送りください。あらためてこちらからご連絡いたします。

 

7. 回りくどい表現を避ける

歯切れの悪い言い回しをして事実をぼかさないように気をつける。

悪い例

サイトの閲覧数が低迷している。制作者目線でのコンテンツとなっており、読者が望む情報の調査など読み手の立場に立った配慮に欠けていたと言われても仕方ない面があった。

良い例

サイトの閲覧数が低迷している。読み手の気持ちを考えていなかった。

 

8. 繰り返しを避ける

言葉が被っていると文章に違和感を感じるので、言葉を置き換える。どうしても繰り返して言いたい場合は、同じ言葉を使わない。

悪い例

つくる会が結束するためには、コミュニケーションの活性化が必要だ。そのためには、メンバー同士がお互いに相手の話をよく聞くことが必要だ。

良い例

つくる会の結束には、コミュニケーションの活性化が必要だ。その出発点として、メンバー同士が相手の話をよく聞くことから始めよう。

 

9.接続詞は最小限に

これもやってしまいがち。読み返してみると「しかし」「しかし」と並んでいて恥ずかしくなることがあります。
文章でのつなぎ言葉は、ほとんど必要ないかもしれません。事実だけ書くようにして「どうしても必要ならつける」くらいの方が、すっきり読みやすくなります。

悪い例

SEOは順調だ。しかし、Web広告とInstagramにも注力している。

良い例

SEOは順調だ。Web広告とInstagramにも注力している。

文章を書くという行為は【相手に何かを伝える】ということです。秀麗なことばは必要なく「相手に不快感を与えないように」「言いたいことが伝わるように」という気持ちがあれば、おかしな文章にはならないと思います。大切なのは「読み手がどう感じるか」を意識することだと思います。
ヤタガラス

<付録>
デジタルライフ・アンケートの回答の中に「メールや他のWEBサイトへのコメントの際に知っておくと良い約束事や、簡潔にコメントする文章の書き方、事例などを知りたい」という書き込みがありました。文章を書くということでは共通点があると思いますので参考にしていただければ幸いです。
約束事は特にありませんが、強いてあげれば次の点でしょうか。
1.記入欄がない場合でも、名前(実名でもハンドルネームでもOK)を入れておくとよい。管理者や他の人とのコミュニケーションに使うため。
2.メールアドレスの記入欄があると思いますが、後で管理者と連絡が取れるように利用可能なものを記入のこと。大抵は表には出ない仕組みなっている。
3.公序良俗に反しないことは言わずもがなですが、特定の個人を誹謗中傷するようなコメントはしないこと。

 

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