山ちゃんの気まま旅46~信貴山・朝護孫子寺

コロナ蔓延と厳しい寒さで控えていましたが、漸く春の気配が感じられる陽気が戻って来たのでドライブ散策の再開です。今年は寅年と言う事もあって、寅の寺として人気の「信貴山・朝護孫子寺」は大阪と奈良の府県境にあり、年始早々からマスコミへの露出が多くて大混雑となったようで、参拝者が祈願を込めて、お札の代わりに買い求める「張り子の寅」は早々に売り切れ状態に成っている様です。

約1,400年前、聖徳太子が物部氏討伐の戦勝祈願を、寅の年、寅の日、寅の刻に必勝の秘法を授かったと言われ、それが「寅の寺」と成ったのが由来の様です。後年醍醐天皇の病気平癒の功績があり、「朝廟安穏・守護国土・子孫長久」の祈願所として朝廷より「朝護孫子寺」の勅号を与えられたのが寺名の由来と伝わっています。

寺は信貴山の中腹にあり、後年山頂(437m)に松永久秀が城を構えていたが、織田信長の攻撃を受け、信長が久秀の持つ茶釜・土蜘蛛を渡すなら助命するとの使者を送るが、久秀はそれを拒否して茶釜を抱いて大量の火薬で城もろとも爆死したと伝わる。

1→境内入口にある世界一サイズの「寅の張り子」人物とサイズを比較してください。 後方に本堂が見えます。
2→本堂の仏壇。
3→境内にある郵便ポスト、これも寅模様。

4→山頂の奥の院に通じる階段。
5→金運に恵まれるというお堂。宝くじや金運に恵まれると言われている。
6→山頂の城址跡の石碑。当時の信貴山城を偲ぶ痕跡は無し。

7→信貴山山頂の標識。
8→納札じゃなく納張子の虎、ここに収めて、また新しい張り子の寅を買い求める。
9→前年の張り子の寅を,納める場所。

本堂から信貴山城跡の山頂まで、40分弱の山道は結構厳しく汗ばみ、日頃の運動不足の解消になりました。
山仲春男

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