山ちゃんの気まま旅51~沙羅双樹

沙羅双樹 (2022/06/21)
通常は非公開の通称「沙羅双樹の寺」、正式名は京都の妙心寺・塔頭の東林院が、特別公開始まるとNHKのローカルニュースで紹介あり。毎年この時期の2週間だけ「沙羅の花を愛でる会」との名目で特別公開されてます。当寺院は1,531年、室町最後の菅領・細川氏綱が父の菩提を弔う為に建立したもので、沙羅双樹のお寺として知られています。

沙羅双樹の花は、朝咲いて夕方に散る「一日花」、平家物語で「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色・・・・・」と、うたわれています。日本で沙羅双樹の木とされているのは、日本の中部以南の深山に自生している「夏椿」、ツバキ科の落葉樹で庭木や公園樹としても利用されています。

「沙羅双樹の寺」では、茶菓の接待のあと、沙羅双樹の庭を眺めながら、住職から有難い法話のサービスがあり、料金は1,600円。場所も解り難い寺院なのに、女性主体に予想外に訪問客が多く、左程大きな建物でも無いので入れ替え制の様な流れになります。事前チェックでは、樹齢300年の沙羅双樹が有るとの事でしたが、その様な古木は見つかりませんでした。

直ぐ近くに長泉寺と言う朽ちたお寺があり非公開、外観から見るだけですが、吉田兼好が「徒然草」を執筆しながら隠棲してた場所で、敷地内に兼好の墓が有るそうです。(最後の写真)

山仲春男

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