山ちゃんの気まま散歩

恒例の夕食材料買い物で、今日はいつもと違うルートを通り、懐かしい小果実に再会。
元々は中国北部から朝鮮半島にかけて自生していたもので、日本には江戸時代に庭木低木として伝来したようで。
僕の田舎では、この樹を植えてある家が多く、物不足の幼少時代には5月に熟するこのユスラウメが楽しみでした。
因みに6月はグミ、7月はヤマモモ、8月は桑の実と移っていったものです。
パチンコ玉よりチョット大きめサイズでサクランボと同じ様な種が入っていて、小果実を味わった後で種の飛ばし合いに興じ、とっても美味しかった記憶が有ります。
この樹は、桜開花より少し早い時期に、梅の花に似た5弁の白い花をつけ、梅雨の初め頃に果実が赤く色着きます。

最近は田舎でもこの樹を見る機会がなく、今日は通りすがりで久々に見つけ、失敬して一個口に含んでみました、記憶は時間の経過に伴い美化するようで、久々に口に入れた感想としては、気抜けした味のサクランボウの様なもので、記憶とのギャップに唖然。

山仲春男

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