Z氏のなんちゃってレシピ8~広島風お好み焼き

お好み焼きはどちらの家庭でもお馴染みのメニューですね。代表的なのは大阪で食べられるふっくらしたお好み焼きで食べたことのない人はいないでしょう。家庭でも、山芋を擦って入れたりして、ふっくらと仕上げるための様々な工夫がされています。

一方の雄として広島風お好み焼きがあります。特徴としては、焼きそばを使うことと小麦粉はごくわずかしか使わないことなどがあげられるでしょう。我が家でも3回に1回は広島風を作ります。広島出身の友人直伝のレシピがあり、見よう見まねで作るうちかなり上達したのではないかと思っています。

材料(2人前)  
小麦粉   1カップ 牛肉薄切り 100g
水     1カップ 中華蒸し麺 2玉
キャベツ  6~8枚 卵     2個
もやし   140g ソース   適量
揚げ玉   適量 青のり   適量
削り節   適量 サラダ油  適量
とろろ昆布 適量 ねぎ    1本
紅ショウガ 適量 切りイカ  適量
作り方

1. 小麦粉を水で溶き生地をつくる。

2. キャベツは千切りに、ねぎは小口切リにする。

3. ホットプレートまたはフライパンを熱し薄く油を引き、
生地を直径12㎝程に薄く丸く広げる。

4. 生地の上に、とろろ昆布、削り節、揚げ玉、切りイカを
広げて載せる。

5. もやし、ねぎを加えたらキャベツを生地が見えなくなるように
山のようにたっぷり載せる。

6. 肉を載せつなぎに生地を少しかける。生地がある程度まとまっ
たら裏返し上から押さえて肉、野菜に火を通すようにする。

7. 別の場所で、油を引き麺を軽く炒める。全体に軽く火が通っ
たら生地よりやや大きめに丸くまとめる。

8. 先に焼いた生地と野菜を面の上に載せて上から押さえる。

9. 別の場所で卵を焼き、その上に(8)を載せ軽く押さえる。

10. 何度か裏返して焼けたらソースを塗り、青のりをふりかけ、
紅ショウガを載せて完成!

※ポイント

大阪風では、ふんわり仕上げるためになるべく押さえないように
して焼くが、広島風ではキャベツなどたっぷりの野菜を載せている
ので、中身に火を通すためにかなり強く押さえて焼く。
焼きそばは良く焼いてカリカリとさせる方が美味しい。
尚、牛肉は、豚肉でもよい。

ヤタガラス

Z氏のなんちゃってレシピ8~広島風お好み焼き” に対して2件のコメントがあります。

  1. アバター sophia より:

    小学生の頃、まずい(材料もにおいも食べられないような食材?無理に食べて吐いていた子もいた。)給食なので毎日が苦痛と空腹で、学校から帰るとすぐお好み焼き屋さんへ一直線であった。
    今まだ生きているのは、果物とお好み焼きのお陰かも知れない。
    中学生になってお弁当持参になりやれやれとなったのだが、やはりまだ好き嫌いが激しく、その頃の近所に3軒くらいあったお好み焼き屋さんのお世話になっていた。

    そのうちの一番古いお好み焼き屋さんは、小学生の時から通っていた駄菓子屋さんに併設されていた小さな店である。
    Aさんのおばあちゃんのお好み焼きと言っていたが、そこは今では世界的なA建築家のお兄ちゃんが住んでいた家であった。

    大阪でも昔のお好み焼きは、今の大阪の味とは全然違っていた。
    ふっくらではなく、大きなこてで何度も何度も押さえつけてぺったんこにするのである。
    今は材料にイカやエビが多いが(肉類は食べないので問題外)、当時はイカだけでありイカを入れない素焼きでもきざみするめが入るのである。
    これが香ばしくいい味が出て大変おいしかったのは、今でも記憶に残っている。

    その味を作りたくて家でお好み焼きを作るのだが、当時のようなきざみするめはどこにも売っていない。今のふっくらお好み焼きは、どこかの商店が有名になりそれが定着したなれの果ての代物にしか思えない。
    それで、友人達と家で開催するのは“たこやきパーティ”である。
    前半はスパークリングワインなどで良い雰囲気を演出し、ピアノを弾きながらオペラやリート、シャンソンやカンツォーネなどのホームコンサート、休憩後は一変、たこ焼きとなる。皆ワイワイ・ガヤガヤ、できた・できたと高齢の紳士淑女がこの時ばかりは童心に返り楽しんでくださるようである。
    たこ焼きも今のたこ焼きと昔のお祭りなどの露天で食べたものとは全く味が違う。

    これだけは、自分で工夫して作ったものがNo.1であると思っている。(自信過剰?)

    東京にも「もんじゃ焼き」というお好み焼きに似たものがあると聞く。
    歴史は新しいようなので、今度は「もんじゃ焼き」のレシピ紹介もして頂ければ、広島風お好み焼きと共に、試してみたいと思う。

  2. アバター sakura より:

    コメントありがとうございます。
    私の記憶の中にあるお好み焼きは、小麦粉を溶いたものにカツオブシと紅ショウガだけ入った粗末なもので、三つ折りに畳んで刷毛でしょうゆを塗って食べるものでした。何故か「ようしょく(洋食?)」と呼ばれていました。これが美味しかったのです。

    近所に1軒だけあったのは、普通の家の玄関先の土間に七輪と鉄板一枚だけを置いてあるだけで、おじさんが一人でやっていました。自宅から卵を持っていくと入れて焼いてくれましたが、当時は卵自体が、病気見舞いに持っていくようなとても貴重なものでした。

    もんじゃ焼きは月島名物で有名ですが、お好み焼きのように家庭で作るものではないようで、家で作ったという話は聞いたことがありません。食べてみるとそれなりに美味しいとは思いますが、関西出身の私にはやはりお好み焼きかたこ焼きの方がしっくりきます。

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