リスキリング

最近、ビジネス界で「リスキリング」という言葉を聞くようになりました。昨年、国会で岸田文雄首相が言及したこともあり、関心を持ち始めた人も多いのではないでしょうか。

「リ」は英語の「re-」、「スキリング」は、「skilling」。つまり、言葉の意味は「スキリング」をやり直すこと、キャリアチェンジもしくは仕事内容の大幅な変化に適応するため、新しくスキルを身につけることです。社会人が「学び直し」をすることを指しています。

経済産業省のWebサイトでは次のように定義されています。

「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化にてきおうするために、必要なスキルを獲得する/させること」

(引用元:石原直子「リスキリングとはーDX時代の人材戦略と世界の潮流ー」リクルートワークス研究所)

企業等が人材を確保する際は、採用を行うのが一般的ですが、求めている人材を着実に採用できる保証はありません。特に、専門知識や高いスキルを持つ人材を探すのは難しいでしょう。

そんな時対策として挙げられるのが「リスキリング」。新たに外部から採用するのではなく、社内で社員の学び直しによって必要な人材を確保する方法です。

海外では、既にリスキリングを進めている企業が多く、注目度が非常に高くなているようです。日本ではまだ少ないものの徐々に増えてきており、今後さらに実施する企業が増えると予想されています。

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