実はこの調査には、参考情報がついていました。それは次の項目です。

・2015年人口(人)
・65歳以上比率(%)
・2025年人口(人)
・商業地価(万円/m2)
・商業地価上昇率(%)
・移動時間(分)
・都心からの距離(Km)
・主な利用日
これら参考情報をみると今後の人口動態、商業地価の動向などがわかります。
すでに紹介した指標を1段目、参考情報の指標を2段目に示し、同じ郊外で11位にランクされた南武線沿線の府中本町と中野島を比べてみます。

街名 総合偏差値 10年後人口増加率(%) 住宅地価上昇率(%) 若年女性比率(%) 平均住宅地価(万円/m2) 1所帯当り人員(人) 平均検索者増員率(%)
中野島 42 58.6 31.1 7.11 13.8 24.1 2.1 6.78
府中本町 11 62.14 32 15.1 13.49 33.3 2.04 5.76

 

2015年人口(人) 65歳以上比率(%) 2025年人口(人) 商業地価(万円/m2) 商業地価上昇率(%) 移動時間(分) 都心からの距離(Km) 主な利用日
43,045 18.1 56,446 28.9 5.7 46 19.3 一般
28,888 18.9 38,133 108.5 14.0 57 25.1 休日

どこに大きな差が生じる要素があったかは、前回「百合ヶ丘」との比較でもあったように「住宅地価上昇率」と「住宅地価」であることが分かります。
ただし参考情報に目を転じますと、人口動態(2015年→2025年)では中野島が 43,045→56,446 に対して、府中本町は 28,888→38,133 となっており、すでに街の人口規模は中野島が府中本町の1.5倍であり、2025年での増加率はほぼ横並びとなっています。
商業地価は中野島の28.9万円に対し、府中本町は108.5万円と差が大きいとともにその動向は、中野島の上昇率が5.7% に対して、府中本町は 14.0% となっています。これは府中本町がJRの武蔵野線との接続、競馬場の隣接地という要素も大きく影響していると思われます。
一方で通勤圏としての優位性は中野島がはるかに勝っています。

1+