明るい弱虫ライターあつこ61のびくびく日記(54)白内障予備軍

この数年、健康診断で引っかかる項目がある

「白内障のおそれあり」だ。

白内障とは?

白内障は目の水晶体が白く濁る病気だ。

白内障手術、追加費用で選択肢 見え方は年や個人で差も – 日本経済新聞
白内障は加齢とともに誰にでも起こる可能性がある目の病気だ。目のレンズである水晶体を人工の「眼内レンズ」に置き換える手術は、www.nikkei.com
画像
日本経済新聞(上記の記事)より

水晶体が濁ると、網膜に光が届きにくくなる。そこでいろいろなものが見えにくくなったり、眩しく感じたりするわけだ。

眼科に受診してみる

5年ほど前に初めて指摘されたときに、眼科に行った。

その眼科は大きめの医院で、院長先生と、若い先生が3人ほどいる。
若い先生は曜日が決まっている。掛け持ちで、違うところにも行っているのだろう。

最初に話を聞いた女性医師によると

●白内障は誰にでも起こる病気。
小さい頃から目に日光を浴び続けていて、その積もり積もったダメージにより決まる。

●できるだけ目にダメージを与えない工夫をする。
夏は日傘をさしてサングラスをする。
日傘に帽子も良い。

「私も眼科の医師をやっていますが、白内障になる恐れは十分にあります」

ドクターの言葉

そうなのか。では、私の目はどんな感じ?

「多少濁りはありますが、すぐに手術しなくてはいけないと言う段階ではありません。毎年の受診を心がけてください」

眼科にもいろいろな考え方がある

次の年見てもらったのが経営者の医師だった。

「心配ならば、早めに手術を受けてしまうという考えもあります」

そして、手術の内容について話してくれた。

手術は水晶体の中身を掻き出して、代わりにレンズを入れる。
このレンズが単焦点か多焦点か選ぶ。

●単焦点…焦点が合うところが1つ。普通は遠くに焦点を合わせて、近くを見るときは眼鏡を使う。

●多焦点…焦点が合うところが、複数。例えば近くと中間地点と遠方の3つ。これだと眼鏡をかける必要は無い。

院長先生「眼鏡をかける必要がないほうが楽ですね。」

しかし、ここに大きな問題がある。

費用だ。

単焦点は保険が適用される。

多焦点は一部自費になる。
つまり高額になる。

具体的には数十万プラスになる感じだ。
(2020年までは、高度医療の範囲だったが、最近は保険と組み合わせることができるようになった)

どのようなレンズを選ぶかによって費用は変わるが、単焦点に比べて高額になるのは間違いない。

なかなか悩ましい問題だ。

ーーー
その次の年に見てもらったのが若い医師だった。

「焦点が多ければ良いと言うものではありません。
人によってずいぶん感じ方が違います」

「単焦点で遠方がはっきり見えるようにして、後は、メガネで調整する方法が合う人もいます」

「何が何でも焦点が多い方が良いと言うわけではないんです。それに費用の問題もありますし。」

担当した患者さんで、多焦点のレンズを入れたのに合わなくて、単焦点にやり直した患者さんがいたそうだ。

院長先生とはかなりトーンが違う。

経営者としての判断で高いほうの手術を勧めたのかな、と勘ぐってしまう。

日光から目を守って

それから、ウィズコロナの時期となり眼科に行っていない。
そろそろ行かなくては。

62年生きてきたわたしの
この目は十分に紫外線を浴びているはず。
白内障の手術も
いつかやらなくてはいけないだろう。

そのために心がけているのは、目に強い紫外線を入れる機会を減らすことだ。

夏に外出するときには、必ずサングラスをする。

今年初めて透明なタイプのサングラスを買った。
眩しさを防ぐことができないが、紫外線はカットできる。
もちろん、夏のバカンスに行くような場合には、黒いサングラスをしていく。

面倒でも、夏は日傘をさす。
秋には光がまぶしい時もあるので、必ず帽子をかぶる。

ーーー
そして情報収集だ。
白内障の手術を受けた人もたくさんいるはず。
そして、医者も様々な人がいるはず。

後は技術革新だ。もっと良い性能の眼内レンズができるかもしれない。

情報を集め、病気に対して勉強もして
より良い白内障対応策を探りたい。
やはり、目は大事だから。

 

つづく

編集者注:
明るい弱虫ライターあつこ61さんは、noteで毎日記事を更新中です。https://note.com/atsuko_writer55

 

著者紹介
あつこ(61)明るい弱虫ライター
●明るいのに小心者。びくびく。●日本証券業協会「お金について考えていること」入賞 ●定年「理科系夫」育て●朝日新聞リライフ「ビブリオバトル」優勝 ●関心のあること Apple Watch、睡眠分析、お墓探し、メルカリ、任天堂Switch、ポケモン、二世帯住宅、介護、孫保育、通信大学
●noteで毎日記事を更新中です。https://note.com/atsuko_writer55

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