明るい弱虫ライターあつこ61のびくびく日記(56)仲間はずれは誰だ?湘南だ(そうなんだ)!

ぎっくり腰になったあつこ。
理科系夫の作ったお夕飯を
テレビで大相撲観戦しながら食べる。

嫌なことが多い1日の終わりに、
大相撲を見ながら食べるご飯の味は格別だ。
相撲楽しい。
平和である。

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右側のお皿
空芯菜の和え物、白なすのチーズ焼き、
にんじんとごぼうとサツマイモの煮物
玄米ご飯と納豆と炭酸水
あとは焼き魚(写真撮り忘れた)

すべての品を作ってもらったので、それだけで感謝。

(白なすは、トースターでは熱が通りにくい。
レシピが良くなかった。
他の2つはレンジ料理で優秀)←結局心の中で冷静に感想述べているあつこ。ココロの中ですからね。

ーーー

「なんだか違和感がある」

理科系夫が真剣な顔をして言う。

あつこ「何が?」

理科系夫「四股名(力士名)に「の」がつくのはよくあることだが」

あつこ(………)

理科系夫「1つだけ仲間外れに思えてならない」

あつこ「はあ?」

ーーー

力士の四股名に「の」がつくのか検証。

●の
● 乃
● ノ

3種類があるが、一緒とみなす。

相撲協会のホームページでは
現役の幕内42人のうち
「の」がつく力士が7人いる。

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日本相撲協会、ホームページより

今場所は休場している横綱、照ノ富士。
関脇の琴ノ若。

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前頭の朝乃山、隆の勝、湘南乃海、豪ノ山
(阿武咲 おうのしょう も「の」がはいっているが漢字としては、表に出ていないので除外)

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佐田の海

これで7人だ。

ーーー

あつこ「うーん。どれが??」

理科系夫「の、と言う音は調子を整えるためについていることが多い。
例えば、横綱の照ノ富士は照富士だとしたらどうだろう?」

あつこ「てるふじ、てるのふじ
確かに、照ノ富士の方が呼びやすくて、ストンと決まりますね」

理科系夫「そう、間に「の」が入ると、整った感じがする。
琴ノ若は、ことわか、ことのわか。
朝乃山は、あさやま、あさのやま。
豪ノ山は、ごうやま、ごうのやま。
佐田の海は、さだうみ、さだのうみ」

あつこ「なるほどねぇ」

理科系夫「これらはすべて、「の」の前が2文字。
後ろも2文字。

2文字+「の」+2文字

と言う公式が成り立つ。

隆の勝は、たかしょう、たかのしょう
だが、小さい「ょ」なので、発音したときに、公式に照らしても違和感がない」

※最初に除外した 阿武咲 おうのしょう も
発音してみると
この公式に沿っていることを
あとで気がついた

あつこ(なんでこう、公式とか、難しい話になるかなぁ。。。)

ーーー

理科系夫「ところが、ここに仲間外れが存在する」

あつこ「あー。
力士7人で6人まで名前が出ましたから。
残る1人と言えば」

理科系夫「湘南乃海、という四股名だ。

しょうなん の うみ

4文字+「の」+2文字

小さな「ょ」を考えに入れたとしても
「の」の前が4文字だ。
「なん」をはや読みして1文字分だとしても
3文字だ。。」

あつこ(なぜ、そこで残念そうな顔をするんだろう)

理科系夫「長い」

ーーー

理科系夫の話が続く。

理科系夫「しかも、湘南という地名が、おしゃれな感じがする。
湘南ボーイと言うだろう」

あつこ「湘南と聞くと、
サーファー、
ヨット、
サザンオールスターズ、
そして海、かっこいいです。
確かにおしゃれな感じがします」

理科系夫「湘南ナンバーができたばかりの頃、
それをつけているとモテると言う話があった」

あつこ「最初はそういうこともあったかも。
湘南乃風というアーティストもいます」

ーーー

あつこ「おしゃれな雰囲気と、国技の大相撲が少しミスマッチかも知れませんね」

理科系夫「それだけじゃない。
湘南という地名はかなり現実的だ」

あつこ「え?どういう意味?」

理科系夫「さらに、助詞として「の」は限定的な意味を持ってつながっていく。
たとえば、あつこ「の」おなか」

あつこ「はあ?」

理科系夫「いやいや、だから。

湘南の海、があるなら
湘南の山、もあるだろう」

あつこ「昨日、湘南の山で遊んできたよ、とか?」

理科系夫「そう。湘南の川。
湘南の道。
湘南のパン屋」

あつこ(うわわわ。パン屋🥐)

理科系夫「湘南の市役所。
湘南のおじいさん。
湘南のおばあちゃん」

あつこ、「湘南の市役所」がツボにはまり、笑ってしまう。

理科系夫「湘南の…。(続かなくなる)
とにかく現実的なんだよ。四股名は昔ながら、という部分があるんだけど、これは現実的」

あつこ「だから仲間外れなんですね」

(このあと、あつこは「湘南の… 」と言われるたびに笑ってしまい「漫才を聞いている人状態」になった)

理科系夫「しょーなんだ。湘南だけに」

(これでいっぺんに冷めた)
ひゅるるるる〜。

ーーー

湘南乃海関、おしゃれな名前と共に頑張ってください。
やはり相撲はいいですね!

 

つづく

編集者注:
明るい弱虫ライターあつこ61さんは、noteで毎日記事を更新中です。https://note.com/atsuko_writer55

 

著者紹介
あつこ(61)明るい弱虫ライター
●明るいのに小心者。びくびく。●日本証券業協会「お金について考えていること」入賞 ●定年「理科系夫」育て●朝日新聞リライフ「ビブリオバトル」優勝 ●関心のあること Apple Watch、睡眠分析、お墓探し、メルカリ、任天堂Switch、ポケモン、二世帯住宅、介護、孫保育、通信大学
●noteで毎日記事を更新中です。https://note.com/atsuko_writer55

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