半影月食を知っていますか。

皆さん、半影月食という言葉を知っていますか。筆者の友人から下の写真が送られてきました。5月6日のまだ暗い早朝に観測されたものだそうです。

そこで、半影月食について調べてみました。

半影月食とは、月が地球の半影に入る現象のことです。地球の大気が太陽光を散乱するため、地球の影に入った部分の周りに淡い影ができます。この影の部分に月が入ることで、月が薄暗くなったような現象が観測されます。

半影月食は、部分的に月が暗くなりますが、それほど明らかな変化は起こりません。一方、全面月食では、月が地球の本影に入り、完全に暗くなります。全面月食と比べると、半影月食は比較的珍しい現象です。

5月6日の早朝に日本で観察された半影月食は、地球と月の位置関係によって起こりました。

月は地球の周りを公転しているため、地球と太陽の位置関係によって月の見え方が変化します。月が地球の影に入ると、月の見かけが暗くなる月食が起こります。しかし、地球の影に入る範囲が半影のみである場合、半影月食が起こります。

5月6日の早朝に観測された半影月食は、地球の大気が太陽光を散乱し、地球の周りに半影ができたため、月がその半影の中に入ることで起こったのです。

この半影月食は、日本を含むアジア、オーストラリア、アメリカの一部で観測されました。

AY

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