ボクのロンドン滞在記~シン日英同盟めざして~ (その15) バンク・オブ・イングランド近辺を散策
朝は、ウエイトローズ(割と高級なスーパー)で買った牛乳をコーンフレークにぶっかけてむしゃむしゃ食べます。果物は、バナナ、そしてチェリー(これが大粒で美味しい)。あとは紅茶を飲みながらクラッカーをかじって朝はおしまいです。
昨晩家に着いたらレターが来ていました。
TV視聴に対する請求(BBCをインターネットで視聴している場合も対象になるらしい)として、TVライセンスを払え、支払い猶予は7月13日までという内容です。
また、返事がなければ強制的に家に踏み込むかもしれないとまで書かれています。
こちらは、貧乏留学生のようなアパート(こちらではフラット)での生活ぶりですから、部屋には本当にTVもないし、ネットでもBBCを見ていません。当然、支払わなくてよいはず。
そこで今朝、電話したところ、すべて音声案内で、番号で回答するスタイルです。とにかく払う義務に該当しないという基本姿勢で質問に答えたところ、最後になって、オフィス時間は月曜から金曜だとの録音メッセージが流れました。(今日は土曜日だ)。
午前中に市内見物に行こうと地下鉄に乗り、バンク駅までやってきました。
バンクとはまさに銀行のことです。こちらには、世界に名高い The Bank of England (BOE) があり、その偉容を眺めようとやってきました。
BOE近辺を徒歩と、おなじみのレンタサイクルで動き回ってみます。
さらに、ロンドン証券取引所を訪ねました。こちらが発行する経済レポートを翻訳の勉強に使った経験があったことからぜひ訪問してみたいと思っていた先なのです。
しかし、ロンドン証券取引所は、ロンドン最大がっかりの建物かもしれません。
地図上で近くに来たはずなのに、それらしき建物がみつかりません。近くに立っていた守衛に聞いたところ、これがその建物だと言う。写真の右中の建物で、もっと重厚な建物を予想していたところ、ペラっとした近代的な建物で、その前を何度も通り過ぎていたのに気がつかないほどでした。休みなので中を見学することもできず、外観の印象だけなのかもしれませんが。
守衛の話では15年ほど前に建て替えられたのだとことです。
風戸 俊城
ハイム在住。現役時代は中東、東南アジアの4か国に駐在し、40年勤務した後、現在は英国と日本を結ぶ知財プロモーターとして働く。経済・産業分野の翻訳業も手がける。