ボクのロンドン滞在記~シン日英同盟めざして~ (その20) ロンドン粗餐紀行②
日清のカップヌードルと印字されているので、日清が英国で作っているのかしらん。どうもカップ焼きそばらしいです。
カップにプラスチックのふたが被さっていて、その縁に穴が5個くらい空いています。
まあ、英語のインストラクションを読むまでもなく、ふたを取り、熱湯を注ぎ、4分待ちます。
やおら紙のふたを剥がして、プラスチックのふたを被せます。おもむろにカップを傾け、お湯を捨てます。
元々容器の中に入っていて、取り出しておいたソースとおぼしき袋を切って麺にかけます。
日本のと違い、どろどろ状のソースです。それを麺にぶっかけ、かき混ぜます。
そして、フォークに巻き付けて、食します。
うーん、これは日清がわざと現地の人の舌というか好みに合わせて不味く作っているとしか思えません。評点40点。(あまり積極的に食べたいと思ったわけでないのですが、このSOBAという食べ物の感想を日記に載せてくれとのTちゃんのリクエストに応えたものでした)。
先日、フラットに帰る途中、土砂降りに遭った時に目の前にあったがゆえに、本来入らないはずだったのにはいってしまったお店を再訪しました。
この日は日曜日で、スーパーで買い物しようと思っていたのですが、実は、日曜日はスーパーが5時に閉まることを知りませんで、食料が買えません。そこで、再度この店に挑戦し、こんどは、韓国料理店として絶対に外すことはないだろうビビンバを注文したのでした。
結果やいかに。
惨敗! 60点。
「どうも牛肉がうまくないんだよね。にんじんの切り方もこんなんだっけ、わざと不味く作ろうとしているのでないだろうか」。
ちなみにこれにビール(1パイント)を付けて、16ポンド(2600円強)もするのです。高い!泣けるぞ、円安と英国の物価高。
これを初めて食べたときに、なんで鶏の唐揚げをわざとまずく作るのか、疑問でした。
かくなる上は、なんちゃって韓国料理の認定店としよう。
続いて、その他のC級グルメ?を一挙公開しましょう。
熱々でとても美味。これは個人的には結構評点が高く、75点です。
(つづく)
風戸 俊城
ハイム在住。現役時代は中東、東南アジアの4か国に駐在し、40年勤務した後、現在は英国と日本を結ぶ知財プロモーターとして働く。経済・産業分野の翻訳業も手がける。