まっちゃんのワクワク農業ライフ(その10)段々畑は理想の家庭菜園ステージ
みなさん、まっちゃんです。
前回は、苦労の末手に入れた土地の開墾作業についてお話ししました。
さて、次はその土地の特徴である段々畑についてお話しします。
段々畑は使いにくいとよく言われますが、営農でなければこれほど恵まれた環境がそろった畑はありません。
野菜はその原産地、つまり生まれ故郷の土壌に近い環境にしてあげる方が、あれこれ 肥料や栽培方法を考えるより、はるかに効果的に良く育ち待ちます。
日本は高温多湿な気候ですが、例えば落花生や西瓜は乾燥した水はけのいい砂漠のようなところが原産地、逆にサトイモ、生姜などはレンコンのようにそもそも沼地で育っている野菜です。
段々畑は、下記のようにその両方の土壌が再現できるのです。
真っ平の畑ではどっちつかずの様相になります。
それになにより景色がよく風通しもいいので 気持ちいいですよね。
次回へ続きます。
著者紹介
松尾 吉高
京都府宮津市在住。1953年京都生まれ。商社在職中に海外はサウジアラビア、イラン、マレーシア、上海などに勤務。62歳でリタイアし、本格的に農業に取り組む。趣味 ゴルフ、スキー、釣り、旅行、歴史の勉強。マイブームは歩き四国お遍路。現在オリーブ栽培で地域おこしに取り組み中。