まっちゃんのワクワク農業ライフ(その7)なぜ日本海側の宮津であったか
みなさん、まっちゃんです。
前回は、農業ライフの準備期間に有機農業との出会いについて話しました。
今回は、農業ライフに不可欠な土地の選定と入手について語ります。
なぜ日本海側の宮津であったか
当初は京都市内の河川敷沿い30坪での家庭菜園だったのですが、これでは手狭。
もともと釣りが好きで 老後は海をみて死にたいとのロマンがありました。
京都市内から瀬戸内海や太平洋にでるには高速道路が混み時間がかかることから、北の福井県から京都府の日本海側の海沿いをなめるように調査しました。
その結果、今の宮津のこの小高い丘からの景観(写真)が素晴らしく断トツで気に入りました。
宮津湾を一望できここに家をたて、眼下に広がる段々畑を開墾、畑にすれば大きなキッチンガーデンができる、また釣りも?と夢は膨らみました。
この頃が一番ワクワクしていましたね。
狙った土地は諦めない
ところが、家を建てたい土地は売約済み。
そこで 持ち主をみつけだし、売って欲しいとお願いしました。
ところが、自分たちも老後はそこで……とのことで、回答はノー。
そこでいかにこの土地が欲しいかの強い想いを手紙で猛アピール。
価格は言い値でよいのでと、交渉したのでした。
次回へ続きます。
著者紹介
松尾 吉高
京都府宮津市在住。1953年京都生まれ。商社在職中に海外はサウジアラビア、イラン、マレーシア、上海などに勤務。62歳でリタイアし、本格的に農業に取り組む。趣味 ゴルフ、スキー、釣り、旅行、歴史の勉強。マイブームは歩き四国お遍路。現在オリーブ栽培で地域おこしに取り組み中。