夏の星座~ヘルクレス座

ヘラクレスの苦難
ヘラクレスは、ゼウスの妻の女神ヘラから憎まれて、苦難に満ちた人生を送りました。その結果、たくさんの偉業を成し遂げて、英雄として讃えられたのです。皮肉にも、彼の名前は「ヘラの栄光」という意味を持っていました。

ヘラクレスは、ヘラの陰謀で、我が子を殺してしまいます。その罪を償うために挑んだ数々の難行は、後に「12の大業」と呼ばれて伝説なりました。

ネメアのライオン退治、レルネのヒュドラ退治、ケリュネイアの鹿の捕獲、エリュマントスの猪の捕獲、アウゲイアスの家畜小屋掃除、ステュムバリデスの怪鳥退治、クレタの暴れ牛の捕獲、デォメデスの人食い馬の捕獲、アマゾン女王の越帯の奪取、ゲリュオンの赤い牛の捕獲、ヘリペリデスの黄金のリンゴ採取、冥界のケルベロスの捕獲ー--ヘラクレスは、これら12の大業を命がけで成し遂げたのです。

その後、ヘラクレスは、猛毒に触れて苦しみ、体に火をつけて自害しました。すると、ゼウスは彼の偉業を讃えて、神々の仲間に迎えたのです。そして、ついに、ヘラとも和解して、、ゼウスとヘラの娘の女神ヘベと結婚しました。

星座名 ヘルクレス座
学 名 Hercules
主 星

ラスアルゲディ(3.1等級)

季 節 夏の星座(20時正中 8月上旬)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください