親子みち草散歩図鑑のお知らせ

目的の場所に向かってまっすぐに行かずちょっと他の場所に立ち寄って時間をつぶすことを「道草を食う」と言います。昔は、それほど道端の草花が身近な存在であったからこそできた言葉でしょうか。

ふと見かけた草花に興味を覚えて摘んだり愛でたりすることは、こどもの心に豊かなものを芽生えさせることができるのではないでしょうか。実際に子供さんやお孫さんと多摩川の土手を散歩されている方もおられると思います。

普段何気なく歩いている道でただの雑草としか思わなかったものにちょっと目を止めてみませんか。親子で楽しみながら自然に目を向け、その営みを正しく理解する心を育む良い機会になると思います。

そこで、この度花の図鑑では、「親子みち草散歩図鑑」と題して道端などで見かける草花について紹介する企画を考えました。たくさんの草花について少しずつ紹介していき一定期間続け、ある程度のボリュームに達した時点で「図鑑」として利用できるようにしたいと思っています。

草花について親子で話をする時の一助になれば幸いです。

ヤタガラス