ヤタガラスのホームページ作成塾25~タグの使い方

WordPressの「タグ」は、投稿の重要ワードを分類することに利用できる機能です。タグを使えばユーザーが関連する投稿を探しやすくなるなど利便性が向上するため、ユーザーにより多くの投稿を見てもらうことができます。

内部リンクとして機能するので、「さらに調べたい」「関連した内容を知りたい」「続きを読みたい」など、ユーザーのサイト内回遊を促進し、滞在時間を伸ばせる可能性があります。

また、WordPressにタグを設置すると、タグに関連する投稿の一覧ページが生成されます。そのため、Googleのクローラーが巡回しやすい環境を作り、SEO効果を期待することができます。

しかし、タグはわかりやすく整理されていないと意味がありません。無計画にタグを増やしたり、似たような言葉のタグが混在している状態では利便性が高いとはいえません。乱雑な状態では、かえってSEOに悪影響をおよぼす可能性もあります。

WordPressのタグとカテゴリーの違い
タグとカテゴリーの違いは階層構造の有無です。カテゴリーには階層構造がありますが、タグには階層構造はありません。タグはサイト全体における独立したキーワードです。

たとえば、転職系のサイトで「転職エージェント」というカテゴリーを設定した場合で考えてみましょう。カテゴリーであれば「転職エージェント」という親カテゴリーの中に、「20代特化型エージェント」「エンジニア特化型エージェント」などの子カテゴリーを作ることができます。

一方で「転職」というタグを作成した場合、サイト内の「転職エージェント」や「転職サイト」などのカテゴリーやその階層に依存することなく、サイト内すべての記事から「転職」というキーワードが含まれる記事をグルーピングすることができるのです。

このように、カテゴリーは投稿をその内容に応じて(階層構造をもって)グルーピングすることができ、タグは投稿をカテゴリーに依存せずサイト全体を横断してグルーピングをおこなうことができます。

タグの役割
WordPressにおけるタグの役割は、ユーザーの利便性を高めることです。タグとして登録したキーワードをWordPressの記事下やサイドバーエリアに表示することで、ユーザーはワンクリックで関連した投稿へたどり着けるようになります。また、タグは一投稿に複数設置することも可能です。

投稿作成時に設定する 投稿作成時にタグを設定するパターンは、二通りあります。新規タグを設置するパターンと、作成済みのタグを設置するパターンです。まず、投稿ページの右サイドメニューから「タグ」を探し、設置したいタグを入力します。作成済みのタグは、入力することで下に予測が表示されるので、登録されているかどうかの確認も容易です。

複数の作成済みタグを設置する場合は、画像のようにタグ間をコンマ区切りします。「追加」を押下するとタグの設定が完了です。また、赤枠の「よく使われているタグから選択」を選択すると、頻繁に使われているタグ一覧が表示されます。表示されたタグを選択し押すことで直接設定することも可能です。

ヤタガラス

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