ブックレビュー『電通マンぼろぼろ日記』(福永耕太郎著、フォレスト出版

電通という会社に興味を持ち『電通マンぼろぼろ日記』(福永耕太郎著、フォレスト出版)を読んでみた。

やはり、交際費の使い方は尋常ならざるものがある。社内の上下関係の厳しさは、運動部と同じ。残業は多く、高橋まつりさんの過労死以前から、過労死自殺は決して珍しいものではなかったとのこと。さらに、クライアントへの水増し請求など驚くべきことも書かれている。

著者自身、アルコール依存症となり、妻とは離婚。金銭感覚がおかしくなり、高給(最高で年収1900万円)を得ながら自己破産に陥る。

電通には、大企業の役員、政治家などが子女をコネ入社させているが、それほど魅力的な企業なのか?と思わせる内容だ。

 

 

HS

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