こうちゃんの想い出 9 しつけ(1)アイコンタクト

孔ちゃんと一緒に暮らしていてとてもうれしいことがありました。それは、あるときからアイコンタクトができるようになったからです。

わが家にやって来た年の12月から1月にかけて「しつけ教室」に行ったとき、先生から「アイコンタクト」が大事と教えていただきました。 孔 ちゃんの場合は、散歩の時などには、よく横目で顔を見てアイコンタクトはできているつもりでした。

でも唯一、食事の時は、一心不乱に食べ物をの顔を見ることはありませんでた。犬全般的に言えることとして「食べることに関しては非常に貪欲であること、それは犬が人間と暮らし始めるようになる前の狼時代の本能からくる」ということが本に書いてありました。家で十分に食べ物を与えているにもかかわらず外で落ちている物を見ると食べようとするのは、食べられる時に食べておくという野生の本能なのです。簡単ではありませんが、それもしつけによって治すことができるようです。

飼い主であるこちらも勉強して、マテを繰り返しているうちにようやく、こちらの顔を見てから食事するようになりました。そうなるまでにそれほど長くはかかりませんでした。家に来てまもなく4ヶ月になりますが、もう「誰かに食事を取られるという恐れがなくなり、信頼するようになった」のかな と思ったりしています。

さらに、私たち家族は毎日こうちゃんに話しかけていると言いましたが、声を変えた時に、こちらをじっと見つめるようになりました。言葉は話せなくても、何を言っているのかと考えているように思えて何だかうれしくなります。

このように頭がよく、意思疎通とまではいかなくともある程度聞き分けられるのはこの犬種の特徴かもしれません。みなさんのところではいかがでしょうか?

こうちゃんの想い出 9 しつけ(1)アイコンタクト” に対して2件のコメントがあります。

  1. アバター 東賢太郎/5号館 より:

    確かにそうですね。当家のコーギー(11歳)も、食べ物を前に置いて「待て!」と言うと。
    待ちます。そして必ず「お座り!」と言って座らせます。しばらく待たせようとその場を離れて10分して戻ってもまだ待っています。歳を取るほどその経験で、命令はしっかり聞いてくれますね。こうちゃんが亡くならずに元気でいてくれていたら、一緒に散歩させたかったです。

  2. アバター 八咫烏 より:

    コメントありがとうございます。
    そうですね、こうちゃんは大勢で一緒に散歩することが大好きでした。
    ワンちゃんや人が多くなればなるほど張り切り方がちがうのです。少しだけ先に行っては、振り返り、ついてきているかどうか見るのです。見失うと戻って探しに来ました。それが楽しかったのだと思います。

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